JGTOツアー
国内男子
ゴルフ日本シリーズJTカップ
日程 2019年12月5日-12月8日賞金総額 ¥130,000,000
TV/ネット放送予定9年ぶりの年間3勝にも“すっきりしない” 石川遼が見据える絶え間ない進化
9年ぶりの年間3勝にも“すっきりしない” 石川遼が見据える絶え間ない進化
所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi
配信日時: 2019年12月8日 10時25分
<ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日◇8日◇東京よみうりカントリークラブ(東京都)◇7023ヤード・パー70>
「正直、本当に勝てると思っていなかった」。これまでにないフェアウェイキープ率を3日目までに叩きだし、5位タイに立っても、まだ確信は持てていなかった。
パターもう宙を舞う! 優勝を喜ぶ石川遼【写真】
「キレイなゴルフはできないから、泥くさいゴルフを」と語っていた石川遼は、最後まで粘り強く優勝に食らいついていった。16番を終えた時点でトップの今平周吾とは1打差がついていたが、最終ホールで今平がダブルボギーを叩いて首位から陥落し、チャンスが舞い降りる。17番パー5でバーディを奪ってトータル9アンダーの単独首位に立ったが、難関18番パー3でティショットを右ラフに落としてボギー。ブラッド・ケネディ(オーストラリア)とのプレーオフにもつれ込んだ。
「あんなに泥くさい人いるかなと、へばりついていきましたね(笑)」と、3ホールに渡るプレーオフは接戦。正規の18番と同じ、右手前のピン位置で行われた最初の2ホールは、どちらも右に外したが、アプローチで寄せてしぶとくパーセーブ。ピン位置が右奥に切り替わり、4番アイアンで放ったティショットは手前2.5mのチャンスについた。これを沈めて今季3勝目。この日、18番でバーディを奪ったのは、石川が初めてだった。
「番手が5番から4番アイアンになって、たまたまいいショットができたけど、なんでなのか、片隅に引っかかっている」と、優勝の喜びをかみしめながらも、すっきりしない頭の中には次への課題でいっぱいだ。
「正直、本当に勝てると思っていなかった」。これまでにないフェアウェイキープ率を3日目までに叩きだし、5位タイに立っても、まだ確信は持てていなかった。
パターもう宙を舞う! 優勝を喜ぶ石川遼【写真】
「キレイなゴルフはできないから、泥くさいゴルフを」と語っていた石川遼は、最後まで粘り強く優勝に食らいついていった。16番を終えた時点でトップの今平周吾とは1打差がついていたが、最終ホールで今平がダブルボギーを叩いて首位から陥落し、チャンスが舞い降りる。17番パー5でバーディを奪ってトータル9アンダーの単独首位に立ったが、難関18番パー3でティショットを右ラフに落としてボギー。ブラッド・ケネディ(オーストラリア)とのプレーオフにもつれ込んだ。
「あんなに泥くさい人いるかなと、へばりついていきましたね(笑)」と、3ホールに渡るプレーオフは接戦。正規の18番と同じ、右手前のピン位置で行われた最初の2ホールは、どちらも右に外したが、アプローチで寄せてしぶとくパーセーブ。ピン位置が右奥に切り替わり、4番アイアンで放ったティショットは手前2.5mのチャンスについた。これを沈めて今季3勝目。この日、18番でバーディを奪ったのは、石川が初めてだった。
「番手が5番から4番アイアンになって、たまたまいいショットができたけど、なんでなのか、片隅に引っかかっている」と、優勝の喜びをかみしめながらも、すっきりしない頭の中には次への課題でいっぱいだ。