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「予想以上に変わった」周囲の環境 片山晋呉が11年ぶりの古賀に思うこと

「予想以上に変わった」周囲の環境 片山晋呉が11年ぶりの古賀に思うこと

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2019年10月16日 20時00分

<日本オープンゴルフ選手権 事前情報◇16日◇古賀ゴルフ・クラブ(福岡県)◇6768/6817ヤード・パー71>

2008年の「日本オープン」最終日、3メートルのウィニングパットを決めて大きく両手を振り上げた。35歳で通算25勝を達成し、永久シードを達成した片山晋呉。11年後、再び古賀で勝ちを狙いにきた。

アダム・スコットのクラブを激写【写真】

難関コースを相手に、練習ラウンドから上がってきた選手の表情にも疲れが浮かぶが、片山はどこか楽しげだ。08年の優勝スコアがトータル1アンダー。フェアウェイは狭く、外せば深いラフが待ち構え、アンジュレーションのきついグリーンは面積も小さく速い。フェアウェイを確実に捉えるためにドライバーを抜く選手がでる中、片山もドライバー抜きで優勝。しかし、今年はドライバーを入れることを決めていた。

「コースはほぼ変わってないけど、選手のレベルと飛距離が想像以上に変わっている」。ツアー全体のドライバーの平均飛距離が年々上がる中、同時にプレースタイルも変わってくる。「一番わかりやすいのが9番(パー4・344ヤード)。11年前は、100人いたら100人が刻んでいたけど、今は飛ぶ人はドライバーを持つようになった。飛ぶ人がはまると、スコアが出る気がする」。一例に挙げたのが、右ドッグレッグのそのホールだ。

セカンド地点はフェアウェイ幅が狭く、右から林がせり出しているため刻選手が多かった。当時は優勝争いを演じた石川遼が果敢にドライバーを振るスタイルで単独2位につけたが、ここでもドライバーを振って花道に。今年も石川はドライバーを握るつもりだ。

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