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最後の最後で勝利を決めた、宮本勝昌の“アームロック風”パター【勝者のギア】

最後の最後で勝利を決めた、宮本勝昌の“アームロック風”パター【勝者のギア】

配信日時:2019年5月6日 12時25分

中日クラウンズ 最終日◇5日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)◇6557ヤード・パー70>

宮本勝昌のツアー12勝目を決定づけた、最終18番のバーディパット。「8割は2パットでいいという気持ちで打ちました」という10mのパットが見事にカップイン。トータル8アンダーで並んでいた今平周吾を引き離し、2年ぶりの勝利をつかみ取った。

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勝利を引きよせたのは、「東建ホームメイトカップ」最終日から変えた“アームロック風”パター。長らくパターの不調に悩んでいたが、「PGAでも多いですよね。見よう見まねで、葛城の研修生の子が使っていたのでいろいろ聞いた」と、葛城ゴルフ倶楽部での合宿中、18歳の研修生がアームロックで打っているのを見たことがきっかけだった。

長さなどの調整を重ねる中で、同じ「チーム芹澤」の藤田寛之が使っていた中尺パターを借りて東建-最終日に思い切って投入。もともと、パターのグリップは体の中心ではなく、ハンドファーストで握っていたため、「これならいけるかも」と変更。フィーリングも変わりすぎることなく移行できたのだとか。その後は自身のパターで調整を重ねて39インチに落ち着いた。

しかし、構えてみると前腕にピッタリつけるのではなく、グリップと腕を少し離した、あくまでも“アームロック風”。「ゆくゆくはアームロックにしたい。構えるとくっついているんだけど、試合になるとあとちょっとが腕に触らない」とまだ試行錯誤は続けている。

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