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1W良ければパットが… 石川遼はドライブ矯正もグリーン上で苦戦

1W良ければパットが… 石川遼はドライブ矯正もグリーン上で苦戦

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2018年11月15日 18時09分

ダンロップフェニックストーナメント 初日◇15日◇フェニックスカントリークラブ・宮崎県(7027ヤード・パー71)>

朝一からドライバーを振り切ってコースを攻めた石川遼。前日までドライバーかブラッシー(2番ウッド)かで悩んでいたが、ドライバーのネック周りに大量の鉛を貼り、ヘッドの左への回転を改善し迷いなく振った結果、この日はフェアウェイキープ率64.29%で14位。ドライビングディスタンスも290ヤードで9位と、ドライバーに大きな問題は見られなかった。

【写真】2年ぶり同組の石川遼と松山英樹 ホールアウト後にがっちり握手

「ドライバーの収穫は結構あった」。ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率の順位を合計した数字が低ければ低いほどドライバー巧者と呼ばれるトータルドライビングの指標は今季75位タイ。それが、この日だけではあるが、全体の2位。懸念点を一気に改善とまでいかないが、光は差したといえそうだ。

悩みが1つ解決に向かったと思ったが、問題はグリーン上だった。「速いラインでも遅いラインでもカップに届かそうとしてしまっている部分があった。グリーンのスピードに合わせきっていない感じですね。自分がいいストロークをするとショートする感じなので、そこのスピード感ですね」と、微妙なズレを要修正点とした。

松山英樹と同組で注目を浴びる中でのラウンドとなったことに対しては、「非常に楽しかった」としたが、松山と星野陸也の“誤球事件”などもあって、全員が出遅れた。1オーバーの2人に対して石川は2バーディ・4ボギーの2オーバー・68位タイ。「組全体を通して皆さんに喜んでもらえると思うので、全力でプレーしたい」と、あすは改善傾向のドライバーを持続させて今季4位の平均パットを取り戻し、ジャンプアップする構えだ。(文・高桑均)

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