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笠りつ子はパットの「ライン出し」で5年ぶりV  契約フリーでも古巣・ホンマを11本愛用【勝者のギア】

笠りつ子はパットの「ライン出し」で5年ぶりV  契約フリーでも古巣・ホンマを11本愛用【勝者のギア】

所属 ALBA Net編集部
長岡 幹朗 / Mikoro Nagaoka

配信日時:2021年6月7日 13時30分

パットの不調をドリルで克服して完全V(セッティング写真:代表撮影、パッティング写真:上山敬太)
パットの不調をドリルで克服して完全V(セッティング写真:代表撮影、パッティング写真:上山敬太)
ヨネックスレディス 最終日◇6日◇ヨネックスCC(新潟県)◇6435ヤード・パー72>

ツアー唯一の北陸決戦「ヨネックスレディス」。トータル12アンダーまで伸ばした笠りつ子が、5年ぶりとなるツアー6勝目を挙げた。最終18番ホールで、先にバーディパットを入れた三ヶ島かなにトータル11アンダーで一瞬並ばれたが、4メートルのフックラインを入れ返して1打差で振り切った。

笠りつ子は6月6日に6勝目で、コシヒカリ6俵もゲット!【大会写真】

3日間ボギーフリーの今大会では、パッティングが冴えわたった。初日から入れごろ外しごろの距離をことごとく沈めた。最終日も6番3メートル、11番4メートル、18番4メートルと、1つもベタピンでのバーディはなし。17番ではしびれる4メートルのパーパットも沈めて見せた。

笠はここ数年、パッティングに苦しんでいた。パーオンホールでの『平均パット数』は、2勝を挙げた16年には10位だったが、18年は68位、19年は73位と低迷。持ち前のショット力をスコアにつなげることができずにいた。そこで今年から取り入れたのが「カップを見ずにスパットを通す、ライン出し練習」だった。

「ショートパットの練習のときに小さいシールを貼って、そこを通して入れる練習をしています。ストロークは何も変えていません。それまでは出球がバラバラだったり、しっかりラインに打てていなかった」

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