ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

アイアンで高弾道&最適スピンの球を打つ! 山本由伸の右腕の回し方に“低くて長い”フォローのヒントあり

工夫次第では、HS40m/sのアマチュアでも7番アイアンで、女子プロのような高い打ち出しと適正なスピンのかかった球を打つことは可能だとプロコーチの堀尾研仁は指摘する。アルバ本誌928号の取材で、アイアンで上手く打つコツをじっくり教えてもらった。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年12月17日 11時15分

ダウンスイングで投手が速球を投げるように右腕を内に回すと、フェースが返りロフトが立つ。ボールを長く押し込んでいける
ダウンスイングで投手が速球を投げるように右腕を内に回すと、フェースが返りロフトが立つ。ボールを長く押し込んでいける (撮影:GettyImages)

工夫次第では、HS40m/sのアマチュアでも7番アイアンで、女子プロのような高い打ち出しと適正なスピンのかかった球を打つことは可能だとプロコーチの堀尾研仁は指摘する。アルバ本誌928号の取材で、アイアンで上手く打つコツをじっくり教えてもらった。

【写真】インパクトで右手首を甲側に折って内側に回す! 佐久間朱莉のアイアンショット

◇ ◇ ◇

フォローで低く振り抜ければ、ロフトが立った状態で押し込めて適正スピンの球が打てます。そのポイントは山本由伸投手などような投手が速球を投げるときに見せる右手の使い方にあります。

高弾道で最適スピンの弾道に磨きをかけるには、ハンドファーストでとらえ、インパクトでヘッドを低く長く出すことが重要。コツは右腕の回し方にあります。ダウンで手元が腰の位置を過ぎたら、投手が速球を投げるように右前腕を内側へ回します。

右手首を甲側に折ったまま前腕を回していけば、ハンドファーストのままインパクトを迎え、ボールを強く押していけます。投手がカーブを投げるときのように、逆に右前腕が外側へ回ると、右手首が手のヒラ側に折れてフェースが開いてしまいます。

また、インパクト以降も右前腕を内側へ回していきましょう。ヘッドは低くイン方向に抜け、ショットの安定につながります。フォローでシャフトが立つことで、適正スピンの球が打てるはずです。

■堀尾研仁
ほりお・けんじ/ 1971年生まれ。2002年よりプロの帯同コーチとしての活動をスタートさせ、現在は小木曽喬や中西直人らを指導。浜松町にある「ビームスゴルフスタジオ」にてレッスン中。

◇ ◇ ◇

女子プロみたいなアイアンショットを打つコツを取材。関連記事『女子プロみたいな高弾道&最適スピンの球を打つには? ややインから入れるのが条件!』で詳細をチェックできる。

ドライバーがフェアウェイにいかない……。小祝さくらは「200%素振りで本番でも曲がらない」

読まれています


おすすめコンテンツ

関連サイト