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ALBA731号〜石川遼「カラーとラフの境目…選択肢は3つ」

ALBA731号〜石川遼「カラーとラフの境目…選択肢は3つ」

配信日時:2017年2月5日 11時00分

730号の特別付録は「石川遼アプローチマニュアル」。どんなスコアだろうと、すべては1打の積み重ね。どんなに厳しいアプローチでも諦めない気持ちが必要だ。この付録では、石川遼が、基本のアプローチテクニックから状況別まで、余すことなく教えてくれたが、そのなかから、「カラーとラフの境目」の打ち方を紹介。

カラーとラフの境目…安全策は使い慣れたパター。3W、SWをマスターすればカップインが狙える

いしかわ・りょう/2018年より国内ツアーに本格復帰。史上最年少で選手会長に就任

いしかわ・りょう/2018年より国内ツアーに本格復帰。史上最年少で選手会長に就任

ロフトのある3Wならダウンブローに打てる

「この状況は、ボールの後ろの芝が邪魔で上手くヒットできないのが問題です。パター、3W、SWの3本のクラブが選択肢になりますが、それぞれにメリット、デメリットがあるんです。

パターはいつもと同じ感覚で打てるのが最大のメリット。大きなミスもしにくく、この中では一番の安全策です。ただ、芝が長くなるとヘッドが入っていかないので、芯でとらえることができません。フェースの下っ面に当たるので距離感が合わせにくくなってしまいます。
3Wはロフトが15度前後あるので、ロフトを立ててハンドファーストに構えてダウンブローに打てば芯でとらえられるのが最大のメリット。クラブの芯でとらえやすく、ミスヒットが起こりにくいんです。しかし、距離感を出すには、ある程度の練習が必要となります。

最後はSW。パターであれば芝が邪魔でフェースの下にしか当たらない場合でも、SWならそこが刃なのでしっかりとヒットできます。パターと同じストロークで、距離感もパットに似ています。ただ、クラブの形状を見ればわかる通り、上下の打点がとてもシビアなんです」
いつもと同じ感覚で打てるのがパターのメリットだが、芝が長いとヘッドが入っていかない。3Wはロフトがあるのでダウンブローに打てて芯に当てやすく、SWは刃で打てばボールの芯にコンタクトしやすいのが強みだという。
見だし/この特集が掲載されたのは…

ALBA730号…表紙は松山英樹、ジョーダン・スピース、ダスティン・ジョンソン。

●巻頭特集…ビシッとピンを狙っちゃえ!アイアンはシャフトをもっと立てればダフらない
●スペシャルインタビュー…松山英樹〜「ボクのゴルフはもっともっと面白くなりますよ」
●特別企画…どんな状況でも諦めない〜石川遼 アプローチマニュアル

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