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ALBA723号〜小林伸太郎「水を含んだ硬いバンカー、カットに振ればフワリと上がりやすい」

ALBA723号〜小林伸太郎「水を含んだ硬いバンカー、カットに振ればフワリと上がりやすい」

配信日時:2017年12月20日 08時00分

ALBA723号(4月4週号)の新・苦手克服のテーマは「えっ!砂がない…硬いバンカーから安全確実に寄せる」。アマチュアにとって最大の敵ともいえるバンカー。しかも、ただでさえ苦手なのに、
硬いバンカーだと、ホームランをしそうだし、緩むと一発では脱出不可能だ。スコアを崩す要因でもある硬いバンカーの、距離の打ち分け方を小林伸太郎が教えてくれた。
こばやし・しんたろう/86年生まれ。群馬県出身。焼鳥まさや所属。学生時代から日本ジュニア、日本アマを制するなど注目を浴びる。プロ仲間からはギアやスイングマニアとして一目置かれる存在。

カットに振ればフワリと上がりやすい

アウトサイド・インに振り抜くことで、インパクト付近での無駄なフェースローテーションがなくなる。その結果、出球が安定し、フワリとボールが上がる

アウトサイド・インに振り抜くことで、インパクト付近での無駄なフェースローテーションがなくなる。その結果、出球が安定し、フワリとボールが上がる

フェースがフィニッシュで真後ろを向くと、ロフトを立ててインパクトできている証拠。素振りで確認しておきたい

フェースがフィニッシュで真後ろを向くと、ロフトを立ててインパクトできている証拠。素振りで確認しておきたい

スイング軌道はアウトサイド・インに振り抜く。しかし、その度合いをピンが近いケースよりも弱めることで、ランが増え確実にピンに近付けることができる

スイング軌道はアウトサイド・インに振り抜く。しかし、その度合いをピンが近いケースよりも弱めることで、ランが増え確実にピンに近付けることができる

キャリーよりもランを出したいのでAWを使いたい。その際、ロフトが立っていることに条件反射して緩むことは避ける。短く持ってしっかりと振り抜くことが重要だ

キャリーよりもランを出したいのでAWを使いたい。その際、ロフトが立っていることに条件反射して緩むことは避ける。短く持ってしっかりと振り抜くことが重要だ

通常のアプローチと同じように打つ

「ピンがバンカーの先、エッジから5ヤードくらいの近いときは、ややオープンスタンスで構え、アウトサイド・インに振り抜きます。

アウトサイド・インに振り抜こうとすることで、無駄なフェースローテーションを防ぐことができ、ボールをフワリと上げることができます。前傾姿勢を保ちながらスイングし、フィニッシュでフェース面が真後ろを向くようにすれば、出球が安定するはずです。

また、ピンまで30ヤードくらいあるときはキャリーを出すためにSWで思いっきり振るのは危険。無理をせず、AWでランを多めに出して寄せていきましょう。このとき、気を付けたいのは飛んでしまうことを恐れての緩みです。短く持った分、アウトサイド・インにしっかり振り抜きましょう。

結果、距離がある硬いバンカーからでも、ランを増やし、ピンに絡むことが多くなるでしょう(小林)」

この特集が掲載されたのは…

ALBA723号…表紙は松山英樹

●巻頭特集…“あなたは8番アイアンで何ヤード?”アイアンだって飛んだほうがいいんだ!
●特集企画1…保存版・2017年ドライバー図鑑「スプリング1Wでぶっ飛ばせ!」
●特別企画2…絶対に寄せワン!グリーン周りのアプローチは番手を変えるが正解
●特別企画3…上を向いたフェースが“シャットに上げた”証拠「シャットに上げる選手がいま強い」

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