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左足上がりのアプローチを極める【26回目】

植村啓太が様々な状況からのアプローチショットを徹底解説。1回目は左足上がりからのアプローチ。頻出する状況なので、是非覚えてください。

配信日時:2017年11月9日 17時00分

左足上がりアプローチ【ピンが遠い状況編】

地軸(重量)に対して垂直にアドレスする

地軸(重量)に対して垂直にアドレスする

 今度はピンが遠い状況でのアプローチの打ち方を紹介します。キャリーで距離感を出したかったピンが近い状況と異なり、少しランが欲しいので、番手をアプローチウェッジやピッチングウェッジなど、ロフトの立ったものに変更するのも一つの方法です。

 しかし、普段打ち慣れているサンドウェッジでアプローチしたいという人も多いと思います。その場合、やや左足体重にして重力方向に対して垂直、少し傾斜に逆らう形でアドレスします。このままでは、ヘッドが地面に刺さってしまうのでインパクトからフォローにかけて左ヒジを少し引きながらスイングします。

 ピンが近い状況よりも難しい打ち方なので練習が必要です。この打ち方ができれば、ボールはそれほど高く上がらず、ランがしっかり出てくれるはずです。

フォローにかけて左ヒジを引いていく

左ヒジを引くことで、傾斜に添ってヘッドを動かすことができる

左ヒジを引くことで、傾斜に添ってヘッドを動かすことができる

植村啓太氏プロフィール

植村啓太
(K's Island Golf Academy)

1977年5月27日生まれ。16歳からゴルフを始め、23歳の若さでツアープロと契約し、ツアープロコーチとしてデビュー。現在では立山光広、菊池純、額賀辰徳のコーチを担当。また慶應義塾大学体育会ゴルフ部のテクニカルコーチを務め、自身が主宰する「K's Island Golf Academy」を世田谷にあるオークラランドでスタート。現在は代官山にメンバーシップアカデミーの「代官山スタジオ」をオープン。また大阪にあるゴルフ&ボディスタジオ「GOLDIA」で、自身初のプロデュースを手掛ける。

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