クリーンに打つ意識を強く持つ
今回はダウンブローの軌道イメージ。
藤田によると、上からボールに当てようターフを取ろう、という意識が逆にミスを呼びこんでいるという。
では、どうすればダウンブローに打つことができるのか、話を聞いた。
軌道のイメージが強いと手打ちになりやすい
ダウンブローに打とうとすると「ボールの先のターフを取らなきゃ」と強く意識してしまいがちです。
そうなると腕や手で打ちにいって、ダフりやすくい打ちなどのミスにつながりやすくなります。軌道を意識するよりも、まずは正しいアドレスをとること。そしてアドレスで作った上半身の前傾姿勢をキープすること。頭を早く上げないように注意することが大事です。
ティアップしてボールだけをクリーンにとらえる練習をすれば、ダウンブローも自然と身につくはずですよ。
ポイント1
「上から打つ」意識が強いと軌道がブレる
7番アイアンでボール位置はほぼセンター。体重配分も右5:左5。写真は正しいダウンブローの軌道だが、ターフを取ることを意識し過ぎるとミスが出やすい
ヘッドが上から入り、ボールに当たってからターフを削り取るのがダウンブローのセオリーですが、これを意識し過ぎると手打ちになりやすい。
軌道よりも正しいアドレスをとることを優先しよう。
ポイント2
マットだとミスが曖昧、ティアップして打とう
ティアップしてボールだけをクリーンにとらえる練習をすれば、ダフりやトップのミスが出にくくなる
光里のダウンブローアイアンショット
ドライバーとアイアンは同じスイングイメージで振っているが、実際はアイアンの方が若干タテ振りかなと話す藤田。トップでタメたパワーをインパクトで一気に解放している
次回は「ダウンブロー軌道のイメージ」です
次回は藤田光里が実践する「ラフからの打ち方」について教えます! お楽しみに!
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