ALBA Net  ゴルフ
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ゴルフスイング ドライバーの打ち方とは?【動画コラム15回目】

「右手のゴルフ」を提唱し、「体重移動」「ボディターン」など従来の理論ではアマチュアは打てないと語る片山晃。今回はドライバーでのスライスの直し方をお話します。

配信日時:2017年6月10日 07時00分

いわゆるアッパーブローの状態でインパクト

頭が流れるとボールは飛ばない。頭はボールより右が正解

頭が流れるとボールは飛ばない。頭はボールより右が正解

 いわゆるアッパーブローの状態でインパクトを迎える訳です。

 では、ドライバーで打つ時に、ヘッドの最下点がボールの20cm手前にくるにはどうすればいいのか?

 どんな人でも、どんなクラブでも、ゴルフスイングではインパクトの時の頭の位置がクラブの最下点になります。

 この頭の位置がとても重要なんです。インパクト時に頭の位置が、ボールの20cm手前にキープ出来ていれば、ドライバーで適切なヘッドの入射角になるんです。

 ダウンスイングでボールを迎えに行ってしまうと、頭が左に寄って行ってしまいます。

 こうなってしまうと、クラブヘッドの最下点がボールの真下になってテンプラが出てしまいます。

 必ず、頭の位置をボールより20cm手前にキープする様に意識してみて下さい。これが、ドライバーの打つ時のポイントなんです。

斜め45度ドリルでドライバーの打ち方を身に付ける

右足を引くだけで左サイドの壁ができる

右足を引くだけで左サイドの壁ができる

 では、頭をボールの20cm手前にキープする為の練習方法を紹介します。

 まずは普通にスクエアスタンスで構えてみて下さい。

 そこから右足を引いて、体全体が右斜め45度になるように構えます。この構えから最初にアドレスした方向に打っていく。
これだけです。

 斜め45度に構えることで何が変わるのか?

 このアドレスだと、体の左側の動きが大きく制限されてしまいます。強制的に左の壁を作るような感じです。その為、体重移動や左サイドリードでボールを迎えに行く事が出来なくなるんです。

 すなわち、頭の位置がダウンスイングで動かないんです。
ダウンスイングで頭の位置が動かなければ、最初に構えた時に、ボールの20cm手前に頭があれば、そのままインパクトが出来てしまうんです。

 そうすると、ドライバーのヘッドの最下点はボールの20cm手前になり、ややアッパーブロー気味にインパクトします。

 大体、アタックアングルで言うと、+1度から+2度前後です。このアタックアングルは女子プロのアタックアングルの平均値です。

 ただスタンスが45度、右を向いているので、あまり大きなスイングは出来ません。大体、スリークウォーターくらいのスイングで結構です。

 インパクトの後には両手を伸ばしてフォロースルーを取れないので、右手も左手も自然に畳まれます。それくらいのスイングで結構です。

 是非、一度練習場で試してみて下さい。軽いアッパーブローでドライバーを打つ事が出来れば、飛距離も伸びて球筋も安定してくるはずです。

片山 晃のプロフィール

片山 晃
(アーリーバードゴルフクラブ)

1957年生まれ。1999年から2004年にかけて大手メーカーで年間2500名以上のクラブフィッティングを担当。豊富な知識と的確なクラブフィッティングを行い、従来のゴルフ理論に疑問を抱き、シニアや女性でも飛ばせるようになるという「右手のゴルフ」を提唱。腰痛などに悩むアマチュアゴルファーでも飛ばせるようになると評判となり、様々なメディアで活躍中。著書に「奇跡の20ヤード」「右手で飛ばす!55歳からドライバーで260yd実現する方法」などがある。
右手の教科書サイトをはじめました http://katayama-akira.com/

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