ハンマー打法のコツは?下半身は回さず上体のネジリ戻しで打とう
パワーヒッターはヒッカケに悩む人が多いが、フィナウはアドレスから左のツマ先を少しオープンにすることで、フォローで体を回しやすくして、フェースの返し過ぎを抑える。
【SCOPE!】アイアンのような強いタメ
アイアンのようにシャフトをしならせて、この“しなり”を作った上でハーフウェイダウン以降は右ヒジを支点にするように、ヒジから下を旋回させることでヘッドが加速。
【SCOPE!】右手で押すと理想的なアッパーブロー
インパクト直後でも手首を返さないことで、右手のパワーを目標方向に“押すエネルギー”として使えている。右手を返さないことでフェースもスクエアで打球方向が安定。
ハンドファーストでも右重心でアッパーに
スイング全体を見ると、アドレスはもちろん、ダウンスイングでもシャフトが大きくしなり、アイアンショットに近い。ここから左足に体重をかけるとダウンブローになりますが、フィナウは右足に体重をかけることで、ヘッド軌道はゆるやかなアッパー軌道にしているのです。
それと、ハンマーはヒジから下の回転で叩くイメージですが、フィナウのスイングもそれに近い。上半身と下半身でわけると、下半身はほとんど動かずに、上半身の回転だけでボールを打っています。さらにダウンスイング以降は右ヒジを支点にするようにヒジから下の回転でボールを打っています。実は、ここがヘッドを走らせるポイント。アマチュアの人も、この右体重とヒジから下の旋回で打つ“ハンマー打法”のイメージで飛距離アップは可能です」
★「ALBA-TrossView」最新号・766号の巻頭特集は…米ツアーで独占キャッチ!飛ばし屋たちはみんな右サイド打法だった!?★