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ドライバーとアイアンのスイングは同じじゃダメ! 簡単に変えるコツは“体重移動”だった

ツアープロたちが「打ち方は同じだ」というアイアンとドライバーだが、実は異なる部分多い。その違いをプロコーチの堀尾研仁が解説する。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年8月8日 07時45分

河本結のドライバーとアイアンのスイングを比較すると、スタンス幅と上半身の傾きがまったく違う
河本結のドライバーとアイアンのスイングを比較すると、スタンス幅と上半身の傾きがまったく違う

ツアープロたちがよく言う「アイアンもドライバーも打ち方は同じだよ」という言葉。しかし、プロのドライバーとアイアンのスイングを見比べると、軸の傾きが違うことがよく分かる。一体どのように軸の傾きを変えるのか?

【連続写真】並べてみると軸の傾きの違いがよく分かる! 河本結のドライバー&アイアンスイング

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ドライバーとアイアンは打ち方が異なります。インパクト時のスイング軌道がアイアンは2度左を向き、ドライバーは2度右を向くのが理想的。これは米ツアーをはじめとするトッププロたちのスイングデータから分かっています。しかし、2度という微妙な角度を「どうすればいいのか」と、思ったのではないでしょうか。

そこで意識してほしいのがスイング軸の傾き。スイング軸を右に傾ければヘッドはインサイドから下りて、プレーンは右を向きます。ドライバーでは92度で構えた軸を106度に、アイアンでは90度で構えた軸を101度に傾けるのが理想的な数値です。これでスイング軌道を調整できます。

軸の傾きは体重移動で変えられます。スピンをかけて止まるボールを打つアイアンでは左サイドにしっかりと体重移動するのがオススメ。左サイドに体重移動すると軸の傾きが浅くなり、上からヘッドを入れやすくなります。一方、スピンを減らしてランが出るボールを打ちたいドライバーは、体重移動を少なくし、右サイドに体重を残して、アッパーに振り抜きましょう。右に残した体とクラブヘッドが遠心力に逆らって引っ張り合いを起こして、大きなパワーを生んでくれますよ。

■堀尾研二
ほりお・けんじ /1971年生まれ、岐阜県出身。デビッド・レッドベターに師事しスイングを学び、2002年からツアープロの帯同コーチとして活躍。谷口徹、田島創志、塚田よおすけ、小木曽喬らの優勝に貢献。KEN GOLF ACADEMYを主宰し、アマチュアに向けたレッスンも精力的に行っている。

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