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「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の大賞はゴルファーズカーにもいいスバル フォレスター! 選考委員の松任谷氏はどのクルマに入れた!?

数多くの新車のなかから「2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤー」が決定した。イヤーカーのほか、部門賞も決まり、大いに盛り上がった。我らが松任谷正隆氏はどのクルマに投票したのか? そしてその理由は? 独自の評価基準に興味津々!

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年12月15日 12時00分

今年のイヤーカーに輝いたのはスバル フォレスター
今年のイヤーカーに輝いたのはスバル フォレスター

数多くの新車のなかから「2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤー」が決定した。イヤーカーのほか、部門賞も決まり、大いに盛り上がりを見せた。そこで気になるのは、選考委員を務める我らが松任谷正隆氏はどのクルマに投票したのか? そしてその理由は? 独自の評価基準など、興味深い話を編集部員との掛け合いでお届け!

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編集部(以下、編):カー・オブ・ザ・イヤーお疲れ様でした。
松任谷(以下、松):何言ってんの? 全然疲れてないよ。
編:そうですよね。一応社交辞令でした。
松:それよりさあ、10ベストカー試乗会の袖ケ浦フォレストウェイにいただろ?
編:あ、わかりました?
松:わかるも何も、挨拶したじゃないか。
編:あれ、そうだったかな? すっかり忘れてました。
松:何でいたの?
編:実行委員のお付きって感じかな。
松:でかい顔してたよね?
編:そんなことないですよ。お付きって感じでいましたよ。
松:知ってるぞ。BMWのブースでホットドッグ食ったろ。
編:げっ、何でそれを?
松:みんながおいしいって言うから行ってみたら、最後の1個をアルバの若いのが食べちゃったって。
編:むむむむ。
松:だめだろ。関係者以外のやつがそんなことしたら。
編:言っていいですか?
松:どうぞ。
編:松任谷さんのマネージャーとドライバーの人はダイハツのブースで551の肉まんもらってましたよ。
松:げっ、本当か?
編:本当。だから言いっこなし。
松:仕方ねえなぁ、もう……。
編:で、僕はもうひとつ言いたいことがあります。
松:何だよ。
編:その10ベストの試乗会場で、松任谷さん、俺はリーフに25点を入れると言ったらしいじゃないですか。
松:誰から聞いた?
編:内緒。
松:言ったかもしれないが、気が変わったということだな。
編:周りで裏切り者、と言われてますよ。
松:げっ、誰が言った?
編:内緒。
松:あのあと、いろいろと考えたんだよ。今年を代表するクルマって何なんだろう、ってさ。
編:で?

突然の心変わり⁉ リーフから一転、投票したのは……?

松任谷氏が最高点を入れたのがホンダのプレリュード。今回は歴史をどう残すかという基準で選んだ

松任谷氏が最高点を入れたのがホンダのプレリュード。今回は歴史をどう残すかという基準で選んだ

松:このSUV全盛の時代に、ほとんど2シーターのようなクルマで、今を代表する内燃機関を持っているって、なんか今年らしいんじゃないか、ってさ。
編:さっきも最終発表会の会場でなんだかキザなことおっしゃってましたよね?
松:げっ、あそこにもいたの?
編:いましたよ。なんでしたっけ? 懐かしい未来、でしたっけ? それって奥様のフレーズで聞いたことあるんですけど。
松:うーん、そんなのあったかなぁ……?
編:なかったとしても、奥様が言いそうなフレーズです。
松:だって、そう思ったんだから仕方ないだろ? クルマがクルマとしていられるのは、あと何年くらいなんだろう……。モーターショーだってモビリティショーに変わったわけだし、クルマなんて言葉が死語になる時代が来そうな予感が、ひしひしとしてるんだよね。
編:なるほど。
松:そんなときに、プレリュードはクルマの時代のちょうど真ん中にいたクルマ、なんてことになるんじゃないかってさ。
編:やっぱりキザですね。で、イヤーカーに輝いたフォレスターは何番目くらいに入れたんでしたっけ?
松:3番目か4番目くらいじゃなかったかな。そんなのホームページに載ってるはずだよ。
編:フォレスターの評価はどうなんですか?
松:ホームページにも書いてあると思うけど、スバルファンにはどんぴしゃのクルマ。誠意を持って作られている感じがするよね。それに見切りの良さとか、運転のしやすさとか、誰にでも勧められるクルマってのは確かだと思うよ。ストロングハイブリッドで燃費も良くなったらしいし。
編:あのハイブリッドを評価している選考委員も多かったですよね。
松:まあでも、あれはトヨタの技術だからなぁ。新しいというわけではないだろ? 
編:それを言うなら、プレリュードの内容だってシビックからの流用が多いですよね?
松:それはそうだけど、パッケージングと組み合わせた時に、新しいものができ上がったじゃないか。フォレスターにはそれがないんだよ。
編:そこらへんが松任谷さんの物差しということなんですかね。
松:今年の物差しね。

電気自動車にも造詣が深いだけに、日産リーフについても高評価で、2位で投票した

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編:リーフはどうだったんですか?
松:もう僅差だよね、プレリュードと。というか同点にしたいよね。同点1位。それができないから辛かったよ。
編:配点方法はガラッと変わりましたもんね。でも昔だって同点1位は許されなかったでしょ?
松:それはそうだけど、10点が1位で、2位以下は持ち点15点を4台に好きに配点できたから、2位に9点なんてこともできたんだよ。
編:まあ、選考委員の人たちも大変ですよね。
松:とは言っても、汗を流すわけではないから。大変なのは実行委員だよね。選考方法の意見のまとめなんて想像を絶するよ。
編:俺は嫌かも。
松:君には向いてないと思う。君はいいところばかり持って行くタイプだから。
編:そんなことないですよ。でもゴルファーズカーだったらプレリュードではなくフォレスターですよね?
松:そりゃそうだよな。
編:松任谷さん、どこから推薦を受けて選考委員をやってるんでしたっけ?
松:なんだよ。アルバだよ。知ってるくせに。
編:アルバ推薦の人がゴルファーズカーを選ばなくていいの?
松:そうきたか……それはその……。
編:なんてね。うっそー。ダメですよ。そんなことでうろたえるようじゃ。もっと毅然としてください。
松:そうだな。ちっ……。
編:ちっ、じゃないですよ。来年の本命は何でしょうね。
松:エルグランドが出てくるんじゃないのかな。
編:あれ、モビリティショーでご覧になりました?
松:見たよ。新しいぶん、いろいろと洗練されていそうだよね。
編:まあ、乗ってみないと分かりませんけどね。
松:そうねえ。ほんの些細なところで印象って変わるから要注意だよね。
編:ではひとまず、練習場に行きますか?
松:えっ、この格好で?
編:タキシードじゃないから大丈夫です。それにサンダルよりはマシだし。
松:やめようぜ。
編:もうじきラウンドするんじゃなかったでしたっけ? どれくらいぶり?
松:行くか……。

「2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の得点表

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