<ファーマーズ・インシュランス・オープン 最終日◇1日◇トリーパインズGC サウスC(7765ヤード)、ノースC(7258ヤード・ともにパー72、米カリフォルニア州)>
「ファーマーズ・インシュランス・オープン」最終日は、ジャスティン・ローズがトータル23アンダーで2位に7打差をつける圧勝劇。クラブ契約フリーのローズは、スコッティ・キャメロン『PHANTOM 5』のプロトタイプパターを使用。右向きの【半円】と直線とドットを組み合わせた独特なアライメントが施されたものを愛用する。
ローズと向きは異なるが、オデッセイから23日に発売された新作パター『Ai-DUAL 1/2 BALL』は全く新しい半円アライメントが特徴。先日のDPワールドツアー「ドバイ招待」でナチョ・エルビラもこれで勝利し、昨季誰より早くオデッセイ製の半円を導入したアクシャイ・バティアは、構えにかかる時間を短縮できたという。
「ナパでの最初の週に投入して、パッティングで7〜8打は得をしたと思う。その週のパットのスタッツは5位か6位だった。新しいパターでこれだけ結果が出ると『自分に利益をもたらしてくれる』と確信した。自分の傾向は常に目標の左を向く癖があったけど、このラインがボールのラインと正確に一致していると確信できる。もう方向を心配する必要はなく良いパットを打つことだけに集中すればいい」(バティア)
半円アライメントだと「正しく向けられる」確信が持てて一度カップを見たらすぐに打つ、シンプルで直感的なルーティンが可能になった他、『Ai-DUAL』インサートによる順回転のメリットも感じ取れたという。
これまでオデッセイには『2-BALL』という優れたアライメントがあったが、ハーフボールはありそうで無かった形状。開発にあたっては実証実験でアメリカの2つの大学に協力を仰ぎ、いい結果が出ていたそう。
「合計52名による1,060パットでの調査も行いましたが、結果は非常にポジティブなものでした。アドレス時のフェース向きの改善や転がる方向の安定性が見られ、さらに、約2mのパットが10回中1.13回以上、従来のパターより成功したというデータも得られています。半円は直線と曲線で構成されていることもあり、ボールに対して正しくセットできているかどうかがわかりやすくなります」(キャロウェイ広報)
はたしてスコアに効くのはローズ式の右向き半円か、それともオデッセイ式の左向き半円か。パッティングのルーティンで「人より時間がかかって迷惑をかけがち」と自覚している人も、半円+直線のアライメントを試すと捗るかもしれない。