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シン貧打爆裂レポート『SUPER SELECT Newport 2 Plus パター』

貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂を検証します!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。

配信日時:2023年7月13日 17時00分

ロマン派ゴルフ作家語る

『SUPER SELECT Newport 2 Plus パター』は、ほんの数ミリですが、ヘッドの幅が広く、印象が良くなりました。ビジュアルは好みの範疇で、機能とは言えませんが、もっと幅が広いモデルもあるので、このパターは良いとこ取りだ、と思いました。

ヘッドの幅が増すとインパクト時にボールを押す感覚があるのと、真っ直ぐに引きやすくなる効果を期待します。『SUPER SELECT Newport 2 Plus パター』は、そのバランスが良いと感じました。試打ラウンド中、とにかく狙い通りにテークバックが引けて、方向に付いての不安がなく、距離感だけに集中することができました。

『SUPER SELECT Newport 2 Plus パター』は、しっかり打つと、ストレートに転がろうとする特性も感じました。短いパットでは、これは心強いと思います。

今までブレードのパターがイマイチ合わないと感じていたゴルファーに『SUPER SELECT Newport 2 Plus パター』はオススメです。また、少し楽して打てるやさしいブレードパターを欲しかったゴルファーにも『SUPER SELECT Newport 2 Plus パター』はオススメできます。

『SUPER SELECT Newport 2 Plus パター』と『SUPER SELECT Newport 2 パター』を数ホール一緒に同じ場所から打って比較してみました。『SUPER SELECT Newport 2 パター』は、インゴット感が強く、敏感ですが、それが難しいと感じるゴルファーも多いと感じました。また、しっかり芯に当てないと機能しない部分もあります。

『SUPER SELECT Newport 2 Plus パター』は、中空ヘッド感があって、ミスヒットに明らかに強くできています。それが最も強く出るのは、距離感です。しっかり打てれば、少し芯を外しても狙ったところまで転がってくれます。そして、慣性モーメントが大きくなった影響だと思われますが、フェースコントロールもしやすかったのです。左右にもぶれにくいのです。

新しいヘッドの形として、『SUPER SELECT Newport 2 Plus パター』は、今後も生き残っていく予感がしました。とても優れています。初代を持っているという満足感を得られることも含めて、『SUPER SELECT Newport 2 Plus パター』は魅力と実力があるパターなのです。

試打クラブスペック

SUPER SELECT Newport 2 Plus パター』

ヘッド素材 303ステンレススチール + 6061アルミニウム
ロフト 3.5度
ライ角 70度
長さ 34インチ (33インチ、35インチもあり)

【著者紹介】篠原嗣典

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員

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