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シン貧打爆裂レポート『AI-ONE ROSSIE S パター』

貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。

配信日時:2023年11月29日 17時00分

ロマン派ゴルフ作家語る

『AI-ONE ROSSIE S パター』は、完成度の高さを感じさせる異質な未来をイメージさせるパターでした。

転がりの良さに、まずビックリさせられますが、すぐにアジャストできます。
小さなストロークでもカップに届くので、安心して打てるようになります。

今回、ほぼ全種類のヘッドの『AI-ONE パター』を試打させてもらいましたが、ヘッドによって、「AIフェース」の効きが違うことに驚きました。総じて、転がりが良くなっていますが、その中にも転がるものと、そうでもないものが露骨に出るのです。
個人的な推測ですが、ヘッド別のAI設計ではなく、特定のヘッドをマスターモデルにしてAI設計したフェースを全ての種類に採用したのではないか、と思いました。
マスターモデルは転がって、それに該当しないモデルはあまり転がらない、と考えると、納得できるのです。

『AI-ONE ROSSIE S パター』は、マスターモデルだと思いました。
全てのヘッドの中で、『AI-ONE ROSSIE S パター』が一番結果が良かったのです。試打ラウンドの途中からは無敵モードに入った感じで、本当に気持ちが良かったです。

疑問に思っていたフェースの裏の突起が、パットのボールに影響するか? ですが、驚くほど影響しました。
フェースの芯の位置ではなく、ヒール寄り、ネック寄りにずらして打ってみましたが、ロングパットで普通なら打つ距離に対して1割とか、2割とかショートするところが、50センチ程度しかショートしません。お見事すぎて、少し気持ちが悪かったほどです。

AI設計ではなく、人間のトライ&エラーでこのフェースの裏の突起に気が付くのは、20年以上先まで待たなければならなかったと予測できると聞きました。
『AI-ONE ROSSIE S パター』は、まさに、未来から来たパターなのです。

タイムトラベルするような感覚を味わって、新しいパターの生き証人になるのであれば、『AI-ONE ROSSIE S パター』は打ってみるべきパターです。

試打クラブスペック

『AI-ONE ROSSIE S パター』

ヘッド素材 ステンレススチール + アルミニウムソールプレート + ポリカーボネート
フェース AI-ONE・インサート
ロフト 3.0度
ライ角 70度
長さ 34インチ ※33インチあり

【著者紹介】篠原嗣典

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員

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