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シン貧打爆裂レポート『LS フェアウェイウッド』

貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。

配信日時:2023年5月25日 17時00分

ロマン派ゴルフ作家語る

『LS フェアウェイウッド』は、5Wは良くできています。最近の飛ぶ5Wとして、良い仕事をしてくれる感じがしました。

3Wは特殊な感覚です。誤解を恐れずに書くと、やさしさと本格的なこだわりが、邪魔をし合っているような感じがしました。バランスが上手く取れていないので、戸惑ってしまう、という感じです。ただ、良い点だけを上手く使って、武器になるパターンがあることも確認できたのです。

とにかくやさしいフェアウェイウッドが欲しかったというゴルファーに『LS フェアウェイウッド』をオススメします。また、飛距離が出る5Wが欲しいゴルファーにも『LS フェアウェイウッド』はオススメです。

『LS ドライバー』と繋がるという意味では、3Wよりも5Wなのだと思います。
『LS』というブランドは、やさしさでゴルファーを救うことがテーマです。3Wは使わない、バッグから抜いてしまうほうが、ゴルフの上達が早いという考え方もありますので、やさしさを求めるゴルファーには、5Wで良いというわけです。

そう考えると、『LS フェアウェイウッド』のメインは5Wですし、飛距離性能という意味でも素晴らしい出来映えのフェアウェイウッドでした。

『LS フェアウェイウッド』の3Wは、たった0.5インチですが、短くできています。
この短さが、大きく作用するタイプのゴルファーは、確実に存在するのです。ウッド系のクラブは、長いクラブが苦手なゴルファーにとって、鬼門になりますが、フィッティングして、チューニングしてもらった結果、短尺(クラブ長さを短くすること)にして、フェアウェイウッドが打てるようになったゴルファーは、たくさん存在します。

今まで、3Wが苦手だと思っていたゴルファーには、『LS フェアウェイウッド』を打ってみて欲しいです。
全てではありませんが、ピタッとハマるゴルファーはいると思うからです。

いつも書いていますが、フェアウェイウッドには相性があります。会うものに巡り会えば、一生モノになることもあります。フェアウェイウッドが上手いゴルファーは、例外なく、自分と相性が合うスペックやこだわりを知っています。

『LS フェアウェイウッド』は、個性的なフェアウェイウッドです。プロギアは、そういうフェアウェイウッドを作るのが上手いメーカーです。自分に当てはまるかも、と感じたゴルファーは『LS フェアウェイウッド』を打ってみるべきです。

試打クラブスペック

(本文)
『LS フェアウェイウッド』

ヘッド素材 マレージング鋼(AM355P)
フェース素材 マレージング鋼(CUSTOM455)
ヘッド体積 3W/189cc 5W/183cc
ロフト 3W/16.5度 5W/20度
ライ角 59度
シャフト SPEEDER NX FOR PPRGR(S)
長さ 42.5インチ

【著者紹介】篠原嗣典

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員

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