今回は“ディスタンス”と“ツアー”に3機種ずつ分かれるイメージ
この区分けはヘッドサイズとロフトや構造で、実際に打ってみると同社の言うとおりの結果が得られた。サイズが大きくロフトが立っている順に並べてみる。
下記のように、注目の『AP3』はかなり『AP1』寄りの大きさで、『AP2』と大きさの近い『T-MB』よりもかなりフェース長が長かった。また、ロフト設定もフェース長と同様に『AP1』と『AP3』がかなりニアで、『T-MB』や『AP2』の33°よりかなり差があることが分かる。
【ヘッドサイズ順】
『AP1』>『AP3』>>『T-MB』>『AP2』≒『CB』>『MB』
【7番のロフト順】※長さは全て37インチ
『AP1』(29°)>『AP3』(30°)>『T-MB』『AP2』(33°)>『CB』(34°)>『MB』(35°)
同じ37インチの7番を打ち比べると、飛距離差はこんな感じ
『AP1』(純正カーボン) 198y(11)
『AP3』(モーダスツアー105) 191y(10)
『T-MB』(モーダスツアー120) 179y(11)
『AP2』(モーダスツアー120) 176y(10)
『CB』(モーダスツアー120) 169y(11)
『MB』(モーダスツアー120) 163y(9)
『AP1』(純正カーボン) 203y(15)
『AP3』(モーダスツアー105) 197y(13)
『T-MB』(モーダスツアー120) 187y(11)
『AP2』(モーダスツアー120) 184y(13)
『CB』(モーダスツアー120) 180y(14)
『MB』(AMTツアーWHITE) 176y(12)
次は、ドライバーのヘッドスピードが46m/s、ダウンブローキツめでスピン量が多くフェードヒッターのデータが下記。筆者はアイアンを振りたくないので、全番手抑え気味に打った。ダントツで『AP2』のソフトな打感が気持ちよすぎて、無意識に振れてしまっており、一番球も高かった。また、『AP3』もシャフトのせいか気持ちよく振れて飛んでしまった。
『AP1』(純正カーボン) 188y(10)
『AP3』(モーダスツアー105) 186y(11)
『T-MB』(モーダスツアー120) 177y(10)
『AP2』(モーダスツアー120) 173y(9)
『CB』(モーダスツアー120) 164y(8)
『MB』(モーダスツアー120) 159y(9)
次は自称・四十肩で振れないというPCM筒康博氏。ドライバーのヘッドスピードは43m/s以下と自嘲気味だが、スピン量が少なめのドローヒッターで、現在のエースアイアンは『714 AP2』。一番好感を持ったのは『CB』で、非常に完成度が高く、気持ちよく振れたと語っていた。
『AP1』(純正カーボン) 175y(13)
『AP3』(モーダスツアー105) 172y(12)
『T-MB』(モーダスツアー120) 164y(10)
『AP2』(モーダスツアー120) 160y(10)
『CB』(モーダスツアー120) 156y(9)
『MB』(モーダスツアー120) 150y(9)