新構造で、やさしくなった『M1ドライバー』
見た目も大きく変わった。前作よりも白い塗装の部分が大きくなり、特にトゥ側が広くなった。これによって、変な表現だが、構えた時の品が増して、より感覚的なデザインになったように思う。始動しやすいし、インパクトに向けてボールをつかまえようとする動きが生まれやすい。
ヘッド素材が、6-4チタンから、より軽量の9-1-1チタンに変わったためか、外郭が薄くなり、打感が軽やかになった感じがある。重量を周辺に配分して、より慣性モーメントが大きくなったはずだが、それほど振りにくさはなく、オートマチックに低スピン弾道になるところは、前作同様だ。
より大きく、軽やかになった『M2ドライバー』
ヘッド重量が重めと予想される『M1ドライバー』と比べて、『M2ドライバー』はさらに打感と振り感が軽やかで、スイートエリアの広さも体感できる。大きさを感じさせない扱いやすさがあり、ゴルファーからの評価が高かった前作を上回るミスへの強さがありそうだ。
私自身、前作の『M1』、『M2』ともドライバーを所有していて、十分にその機能に満足しているが、新作は機能面、特にスイートエリアの拡大という点でさらに進化したと思う。ドライバーはすでにツアープロが続々とスイッチしているようだ。シャフトのマッチングを上手く行い、弾道調整機能を活用すれば、ゴルファーにとって大きな武器になるだろう。
