“当たるところ“で最大に飛ばす!
ドライバーではおいしいところで当たりやすく、地面から打つ番手は打点に合わせて低重心にする。そうすることで、最新のスピードテクノロジーを効率よくボールに伝え、飛距離を伸ばそうというのである。
「慣性モーメントをアップさせてミスヒット時のエネルギーロスを軽減することももちろん大切で、“ドライブスター”でもルール限界クラスの慣性モーメント値を達成しています。でも、それよりも前に、自然と飛ぶところで当たる! 当たりやすいところでちゃんと飛ぶ!ということが、本当の意味でのユーザー本位のモノ作りなのだと考えました。初速効率を引き上げるためにも“打点”にこだわり、時には打点そのものを最適に導いていく必要があるのです」 (柴さん)
ミスを補う前にミート率そのものを上げていこう。ゴルフ道具の本質に戻ろうと始まった“ドライブスター”らしい飛ばしの優先順位である。
ドライバーとは違う、アイアンのぶっ飛び打点
「基本的には薄肉にしても強度が保てるヘッド素材、そして極端にワイドソール化しなくても深低重心が達成できるタングステンウェイトの採用が条件突破のキーポイントになりました」(柴さん)
アイアンの切断面を見れば一目瞭然だが“ドライブスター”のソールは、最薄部1.1ミリと極薄。これによってフェース下部の打点でもソールがたわみ、打点付近のフェースの反発性能を最大限に活かすことができる。高比重のタングステンは重心を下げると同時に、重心深度アップにも寄与し打ち出し角度のアップに貢献する。
「“ドライブスター”アイアンのソール幅は、『UD +2』よりも3.7ミリも狭くなっています。逆にネックは2.2ミリ長くし、よりアイアンらしい見え方になるように。構えやすく。それでありながら重心高19ミリ(#7)という超低重心を実現しているところがミソなのです」(柴さん)
素材の革新と製造技術の向上、緻密な重心コントロール。すべての技術が成熟した今だからこそできる、夢のアイアンのカタチである。