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シン貧打爆裂レポート『PRGR 03 アイアン』

貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。

配信日時:2022年5月26日 17時00分

注目ポイント

プロギアが2022年3月18日に発売したアイアンが『PRGR 03 アイアン』です。“ぶっ飛び系アスリートアイアン。”というコピーです。

『PRGR 03 アイアン』は、構えやすさ、打感、飛距離性能、コントロール性、やさしさといったアイアンに求められる性能を追求した『PRGR IRONs』シリーズの最新のアイアンです。

待望の飛距離を追求したぶっ飛び系アイアンで、見た目はシャープな形状というアイアンは、他のメーカーでも同様のコンセプトで開発されたものがありますが、そういう意味では、プロギアらしさが『PRGR 03 アイアン』には満載です。

ヘッドの大きさはミッドサイズです。小さすぎず、大きすぎず、良い感じです。それでいて、ソールはかなりの厚みがあります。ソールだけ見たら、とてもシャープな印象は描けないのです。アドレスしてビックリです。トップブレードの厚みが薄く、グースの具合も通好みで、シャープなアイアンなのです。

見た目だけではなく、中身もなかなかです。ネックと外枠を一体化して作り、フェースとバックフェースははめ込む複合構造です。ほぼ中空アイアンのような構造です。

高強度薄肉フェースで高反発性能をギリギリまで引き上げて、重心位置をより実効位置に近いセンター寄りに移動して、かつ、低くもしました。重心高21.5ミリというのは、スピン性能も保ちつつ、真芯に当てやすい絶妙な数字です。

フェースの裏の下部に「バックフェースグルーブ」という溝を入れたことで、高反発エリアを芯の高さが最大になるようになっています。

細かいところですが、他メーカーの飛び系アイアンよりもライ角をフラットに設定して、左へのミスが出にくくなっています。

最後に、純正シャフトは、「Diamana FOR PRGR」というアイアン用のカーボンシャフトです。このシャフトは、Sフレックスで75グラムとカーボンとしてはやや重めの設定になっていて、当たり負けしないようなしっかりとしたシャフトになっているそうです。

『PRGR 03 アイアン』は、シンプルな中に、ぎっしりと機能が詰め込まれていて、細部の作り込みも良い感じです。

試打した日は、晴れで、気温は7度〜16度。微風でした。使用したボールは『TOUR B X』です。

プロギアが満を持して世に出したぶっ飛び系アイアンである『PRGR 03 アイアン』はスコアアップに貢献できるのか? というテーマで試打をしてみました。

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