注目ポイント
女性ゴルファーのクラブの悩みをヒアリングして、それを解消するテクノロジーをクラブに搭載しているそうです。
まず最初に、ウッド系にも、アイアンにも、「New SP-COR(サスペンションコア)」を搭載して、高初速エリアを拡大しています。
ウッドには、高打ち出しになる「ブーストパワーテクノロジー」と、つかまりやすい重心アングルに設計した「ドローバイアスデザイン」を採用しています。ウッド系のクラブは、飛距離を追求しているようです。
『B-LD』のアイアンは、安定したボールの上がりやさと、やさしさがテーマになって開発したとのこと。これは楽しみが増します。
さらに『B-LD』で面白いのは、ドライバーが総重量の重い軽いで選択できるようになっていることと、セッティングのラインアップの充実度が凄いことです。
フェアウェイウッドは、3番、4番、5番、7番。ハイブリッドユーティリティが、4番、5番、6番。アイアンは7番〜9番、PW、SWの5本セット。単品で6番、AWがあるのです。番手の隙間は、男性はショートアイアン以下に起きやすいものですが、女性はパワーの関係で、ロングレンジで起きます。逆にいえば、ウッド系の飛距離をきれいに打ち分けられる場合は、それだけでスコアアップの可能性がグンと上がるのです。
『B-LD』は、ウッド系を自分のゴルフに合わせて、クラブを選択できます。これはさり気ないですけれど、かなりのプラスポイントになります。
“女性ゴルファーが飛ばせる”をコンセプトに開発した『B-LD』は面白そうです。本当に女性用に開発されたものは、女性が打たなければ機能がわかりづらいので、今回は妻に打ってもらい、一緒にラウンドしながら、じっくりと観察をする形で『B-LD』をテストすることにしました。
試打した日は、快晴で、気温はマイナス2度〜12度。微風でした。使用したボールは『TOUR B XS』です。
妻の要望もあって、2日間、2ラウンドの試打になりました。