ALBA Net  ゴルフ
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ブリヂストンゴルフ新作!『B1』『B2』ドライバーは、やさしさと振りやすさを兼ね備えた集大成モデルだ!

text by Kazuhiro Koyama

配信日時:2021年8月26日 17時00分

左から『B2』『B-Limited B1』『B1』(撮影:村上航)
左から『B2』『B-Limited B1』『B1』(撮影:村上航)

特徴が異なる歴代モデルを経て、ゴルファーが求める性能が生まれた

ブリヂストンゴルフの2021年NEWドライバーが発表になった。近年は「TOUR B」というブランドでの展開だったが、今作からは改めて「ブリヂストンゴルフ」ブランドとなり、ドライバーは『B1』『B2』の2機種が主力モデルとしてラインナップされた。

『B1』は左方向のミスを恐れずに狙って飛ばすモデル。『B2』は右方向のミスにならないよう、ボールをつかまえて飛ばす、というコンセプトだ。さらに、ブリヂストンの直営店やゴルファーズドック、試打会などのイベント限定で販売される限定モデル『B-Limited B1』というモデルもラインナップされ、全3機種の展開になる。

本来なら、今年2021年はブリヂストンの人気モデル『TOUR B JGR』のモデルチェンジ年になる。『JGR』はボールがつかまる性能と振り切りやすさが人気でスマッシュヒットとなっているモデル。特にスライサーが大きく飛距離を伸ばせるのが魅力で歴代モデルが確固たる支持を受けてきた。つかまる性能はクラブに持たせて、安心して振り切りたいツアープロにも使用者が多く、プロから初心者に相当するような幅広い層にその性能が評価されてきたのだ。
今回、『JGR』ブランドは一旦無くなってしまうわけだが、その性能をしっかりと受け継いでいるのが『B2』だ。硬派な見た目に似つかわしくないと言ったらおかしいが、しっかりとボールがつかまり、ボールが上がってハイドロー弾道になりやすい特性だ。一方、『B1』は昨年発売されアスリートを中心に高評価を受けた『TOUR B X』ドライバーの性能を受け継いて進化したものと考えるとイメージしやすいだろう。

ブリヂストンのドライバーは、ここ数年モデルチェンジのたびに、イメージをガラッと変えてきた印象が強い。2014年に誕生した「ブリヂストンゴルフ」ブランドは、最初に『J715 B3/B5』という2モデルが発売され、斬新なカラーリングが特徴で、女子プロが長く愛用したことで、後年評価を高めた『J815』ドライバーを翌年に発売した。

2016年にはかつての「ツアーステージ」を思わせるような精悍な黒いヘッドで、低スピンで硬派な性能の『TOUR B XD-3/XD-5/XD-7』の3モデルが発売になり、2年後のモデルチェンジでは、『TOUR B XD-3』という同名でありながら、つかまりがよくやさしさを感じさせるアスリートモデルが登場した。
「J715」ドライバー。発売時は3週連続でシリーズ別数量及び金額シェアNo.1を獲得した
「J815」ドライバー。渡邉彩香、堀琴音、松田鈴英らが長く愛用した名器
「TOUR B XD-3/XD-5/XD-7」ドライバー
「TOUR B XD-3」。クラウン部に硬い金属弦「POWER STRING」を組みこんだ
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「J715」ドライバー。発売時は3週連続でシリーズ別数量及び金額シェアNo.1を獲得した
昨年は、アスリートゴルファーが求める飛びと安定性、そして振りやすさや操作性を両立した『TOUR B X』ドライバーが誕生した。飛び性能、やさしさ、操作性など、ドライバーに求められる様々な要素を試行錯誤した時期を経て、ある種の方向性が定まったモデルに仕上がった。今回の『B1』と『B2』はそれらのモデルの知見を融合し、満を持して登場したモデルなのだ。

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