今季2勝の野村敏京が凱旋! クラブへの強いこだわりとは?
2016年は大きな躍進のシーズンに
2011年の「中京テレビブリヂストンレディスオープン」で、宮里藍に次ぐ最年少記録となる18歳178日での日本女子ツアー初優勝を果たし、一躍その名を轟かせたものの、それ以降もアメリカを主戦場として戦っていたこともあり、日本のゴルフファンにとって、そのパーソナリティはいまひとつ知られていないように思える。
USLPGAでの初優勝となった2月の「ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープン」での勝利インタビューでは、その試合で2位となったリディア・コよりも「私は負けず嫌いなので、私の方がもっと上じゃないかなと思っています」という強気の発言が話題になった。しかし、普段の彼女は、明るく朗らかな性格と周囲の人々も口を揃える。「TOTOジャパンクラシック」では、時間のない中でも、時折、冗談を交えながら、丁寧に取材対応してくれたのが印象的だった。
野村は、5月に
選手としては、今季2勝で賞金ランキングは10位(「TOTOジャパンクラシック」終了時)。好成績に加えて、他の選手へのセールス活動(?)までこなす活躍ぶりは、契約プロの鏡と言えるだろう。
