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日本OPを制したパットの名手・片岡尚之 エースは20年以上前に発売されたパターでフェース面は傷だらけ?

パットの名手として知られる片岡尚之。年季の入ったエースパターを使い、見事日本オープンでメジャー初優勝を飾った。そのモデルについてレポートしたい。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年10月21日 11時09分

古いパターでメジャー優勝を飾った片岡
古いパターでメジャー優勝を飾った片岡

パットの名手として知られる片岡尚之。年季の入ったエースパターを使い、見事日本オープンでメジャー初優勝を飾った。そのモデルについてレポートしたい。

【写真】片岡のパターはフェース面が凹んでいて、ソールは鉛ベッタリ

片岡が使用しているのは、2003年発売のオデッセイ『ホワイトホット 2ボールブレード』だった。なぜこんな古いモデルを使用しているのか?

「父が使っていたパターを、譲り受けて使い続けています」。ミスに強い2ボール形状でもブレード型のように操作性も高いため、今だに使用するプロも多い名器だ。

フェース面には無数の打痕がついた状態で、グリップエンドは何度も剥がれて、その度に接着剤で修復している。写真は今年開幕に撮影したものだが、さすがにボロボロになったからだろうか。日本オープン出場時にはグリップは新しいものに差し替えられていた。

「一番の魅力は、打感が柔らかくてタッチが出しやすい点です。このモデルのインサートが柔らかく、この食い付き感をすごく気に入っています。グリップも握りやすくてすごくフィット。今さら変えられません。他のモデルも時々試しますが、いつもこのパターに戻りますね」と語る片岡。

同モデルがすでに廃番のため、中古でバックアップを購入済みというから、もう手放せない1本なのだろう。

毎年のようにパターのテクノロジーが進化して機能は向上しているが、自分の感覚にピッタリ合う1本は、古いモデルの中にあるかもしれない。

◇ ◇ ◇

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