<ダイキンオーキッドレディス 事前情報◇3日◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)◇6610ヤード・パー72>
コーライグリーン対策をする選手が多いからか、開幕戦の会場にオデッセイが大量の新作パターをツアー供給。あまりの数に傍目では「何が何だか分からない」状態だ。既報の通り、青木瀬令奈が『DAMASCUS MILLED』と刻印されたシルバーの未発表作に前向きだったが、真っ赤な▲ネックの未発表作を試す選手たちも目についた。
▲ネックということで、早速、稲見萌寧も『ジェイルバード』形状でテストした模様。ソールに『AI-DUAL TRI-BEAM』と刻印されたプロトタイプについて、穴井詩もあくまで「試し打ち」と言いつつも、▲ネックのミスの強さは実感した模様。
「打感がしっかりしているのが第一印象。インサート自体は同じはずが、試した別の『ジェイルバード』よりなぜかしっかり打感でした。(▲ネックは本当にミスに強い?)それはあると感じますね、だから安心感もあります。普段のエースパターは変わらずに『2ボールブレード』だから、今回は試し打ちですよ」
オデッセイの担当者によれば、合体作『AI-DUAL TRI-BEAM』を試したのが、鶴岡果恋(DW)や福田真未(DW)、藤本麻子(#1)とのこと。また、通常の『Ai-DUAL』シリーズの引き合いも多く、荒木優奈(JAILBIRD CH)、大里桃子(1/2-BALL #7)、神谷そら(JAILBIRD MINIプロトタイプ)を手にしているとか。
特に『Ai-DUAL DW』を試して「飛ぶ!」と気に入っていたのが金田久美子だ。昔から飛ぶインサートに替えてもらうなどの対応もしてきたが、近年は「飛ばないパターばっか使ってきた気がする……」。今回は打感と飛びのバランスが良いという。
「めっちゃいいかもしれない。打感はそんなに硬くないけど凄く飛ぶ。私、元々飛ぶパターが好きで、あまりパチンと打ちたくないし、大きな振り幅でも打ちたくないので、パター自体の性能で飛んでくれるイメージが合うんです。ここ5、6年は、昔のイメージで打ってもショートばかりしていて、どれだけ打っても届かない感じがありました。
今年は届くようにはなっていますけど、やっぱり自分が打てない分をパターが助けてくれるのは大きいです。打感はソフトですけど、吸い付きすぎることもなくて気持ちいいですね。それに『うわ、ミスしたな』って感じたときでも、全然ブレることなく転がってくれるので、多少のミスをしっかりカバーしてくれます」(金田)
コーライグリーンの速さを警戒していた青木瀬令奈は、別の新作『DAMASCUS MILLED』を選んでいたが、これだけ大量のパターが必要なのは、選手それぞれの事情と感性が違うため。インサートもネックも色も形も、必ず「バリエーションが必要」というわけだ。