そんな彼女のドライバーショットを支えるのは今季から新たに使用している「クレイジーCRZ-435(10.5°)」ヘッドと、「クレイジー ロイヤルデコレーション(50X)」シャフトだ。彼女とマッチングした理由についてクレイジーの担当者に聞いてみると、「彼女はスピン量が多いタイプです。使用したヘッドはヘッド体積445cm3でディープフェース。球が吹け上がらないような強い球を打てて球にフェースが乗る感覚が持てるといいます。重心距離は33.5mmと短くて操作性が非常に高いです。フェードヒッターの彼女がヘッドコントロールして打てますね。全体がしなる中調子のシャフトは46インチと長尺設計ですが、かなりしなり戻りが速いシャフトで、彼女がタイミングよく振れます。思い切り振りに行っても左に行かない」という。
元々の同社との出会いは以前から続いており、彼女がヘッドも試したところ、非常に気に入り、フェアウェイウッドやアイアンのシャフトまで同社のモデルを使用することになった。他にも女子プロがドライバーヘッドを試し始めているという。葭葉自身は平均飛距離は270ヤード以上に上げていきたいという願いを持っている。彼女の飛距離への挑戦から目が離せない。