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もう迷わない! 失敗しないUT選びの新基準は『FP』『重心角』『ソール角』だった!【最新モデル試打】

アイアンとFWの間をつなぐクラブとして、すっかり定番化した「ユーティリティ(UT)」。その性能は年々進化し、ヘッド特性も多様化している。そんな中で悩ましいのが、「どのモデルを選べばいいのか?」という点だ。今回は、プロ・アマ問わず使用者の多いロフト21~23度のUTを集め、モデル選びの基準となるポイントを探ってみた。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年6月17日 09時29分

テーラーメイド:Qi35 レスキュー

【筒】FPが大きめでレベルブローのスイングと好相性。ソール角が小さい分、低めの打ち出しで適正スピンの強い弾道が打ちやすくなっています。
【小坂】フェースの芯が広く、打点がブレても初速が落ちにくいです。弾道安定性も高いので叩くほどに飛ばせるUTです。

ピン:G440 ハイブリッド

【筒】FPがど真ん中の数値でどんなスイングでもしっかり性能が出ます。ロフトは寝ていますが、弾道がかなり強く、ぐんぐん前に伸びていきます。
【小坂】打感がソフトでフィーリングが抜群に良いです。フェースの芯が左右に広く、ミスをカバーする性能も高いです。

キャスコ:UFO AIR UT by POWER TORNADO

【筒】重心角が最大級に大きく、ロフト以上に高い打ち出しでスピンもしっかり入ります。グリーンに止まる球が打ちやすい大型UTです。
【小坂】強烈な打音で反発性能はかなり高いです。アイアンに近いスピンの効いた高弾道ボールで飛ばせることが特徴的です。

キャロウェイ:ELYTE UT

【筒】性能的にバランスの取れたUTです。FPが小さめなので打ち込むタイプのスイングと好相性。ヘッド奥行きも小さいのでアイアン感覚に打てます。
【小坂】高めの打ち出しで余分なスピンもかからないので、気持ち良く叩いていけます。たわむように弾く打感も爽快です。

キャロウェイ:ELYTE MAXFAST UT

【筒】投影面積大きめで安心感のあるヘッドですが、弾道はかなり強いです。FPが小さいのでロフトを立てるように当てて、飛距離を出せます。
【小坂】ウッドの顔でアイアンのように上から打ち込めます。クラブも短めで振り抜きやすく、方向性も良いです。

ダンロップ:スリクソンZXi ハイブリッド

【筒】ソール角の分、やや高い打ち出しでスピンを抑えた強い球が打てます。サイドス
ピンも少ないので曲がりを抑えたい人にもピッタリです。
【小坂】高さをしっかり出せるUTでグリーンに止まる球が打てます。弾きを感じつつもソフトな打感も好印象です。

ホンマ:TW767 UT

【筒】重心角が大きく、つかまったボールの打ちやすいUTです。打ち出しはやや低めで
弾道の強さもあるので、飛距離を稼ぎやすくなっています。
【小坂】芯を喰ったときの弾きが強烈で1発の飛びがあります。FPが大きめでボールを拾うイメージでスイングできます。

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