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【注目ギアコラム】松山と石川、2人に合うシャフトって何?

【注目ギアコラム】松山と石川、2人に合うシャフトって何?

配信日時:2017年2月2日 18時12分

ドライバーシャフトには「ツアーAD DI」を使用し続ける松山
ドライバーシャフトには「ツアーAD DI」を使用し続ける松山 (撮影:GettyImages)
2月2日(木)より米国・アリゾナ州のTPCスコッツデールにて米国男子ツアー「ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン」が開幕する。今回、連覇に注目が集まる松山英樹と復調の兆しを見せる石川遼の2人が使用するドライバーシャフトにスポットをあててみた。

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松山英樹が使用するシャフトは「ツアーAD DI-8TX」。グラファイトデザイン社の広報に聞いてみると、「使用する『ツアーAD DI』は先端が非常に硬くてヘッドがブレないのが特徴。先端が硬い分強く押せる」という。さらに注目すべきは、どちらかといえば手元がやや軟らかめであること。松山のようにトップで間を取るタイプに合うモデルなのだ。

「バックスイングが遅めで、トップに間があるゴルファーは手元軟らかめのシャフトのほうがタイミングがとりやすく、振りやすい」(グラファイトデザイン社 広報)のだ。

一方、石川遼が使用するドライバーシャフトは「ツアーAD TP」。こちらの特徴も同社に聞いてみると、「『TP』はどちらかといえば、手元と先端が非常に硬め。石川プロのようにバックスイングが早く、リズムも早めのゴルファーには手元硬めのモデルが合う。石川プロは以前は『ツアーAD EV』を使用していたが、そのモデルは非常に手元が硬いのが特徴」だったという。

アマチュアはドライバーシャフトを選ぶ際は手元の硬さを参考にしてみよう。バックスイングが遅いタイプ、“イチ、ニ〜の、サン”とトップで1拍置いて打つタイプなどは手元軟らかめのシャフトを選ぶといい。手元硬めのシャフトで振るとタイミングが取れずに気持ちよく振りぬけなくなる。また、バックスイングが早いタイプ、”イチ、ニ”とリズムが早めで打つタイプなどは手元硬めのシャフトを選ぶといい。

 今大会をテレビ中継で見る人は、松山と石川の打つリズムに注目してみるのも、ツアー観戦の楽しみとなるかもしれない。

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