錦織圭も驚く「エア・ジャガー」 ゴルフにもオススメ新型「XF」登場

　ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社は9月25日、ベストセリングモデルである「XF」の受注を全国のジャガー正規ディーラーにて開始すると発表した。発表会には同社のアンバサダーを務めるプロテニスプレイヤーの錦織圭選手が登場し、華を添えた。

　「XF」は、2007年の発売以降（日本市場の発売は2008年）、合計28万台が世界中に出荷され、ジャガー史上最多となる145の賞を獲得するなど、世界的に高い評価を受けているモデル。新型「XF」は今年6月に日本市場に導入した「XE」と同じく、ボディの75％にアルミニウムを使用した軽量モノコック車体構造を採用し、現行と比較して最大190kgの軽量化を達成した。

　デザイン面では存在感を力強く主張する縦型フロントグリルを採用し、ひと目でジャガーとわかる要素を踏襲。また、フロントオーバーハングを短くすることにより、よりダイナミックでクーペを彷彿させるエクステリアとなった。インテリアでは新開発した10.2インチのタッチパネルを採用し、普段スマートフォンで使い慣れているスワイプやピンチイン、ピンチアウトといった操作も可能となりユーザビリティが向上している。

　錦織選手は新型「XF」について、自身の得意技エア・ケイにかけて「軽量でパワーもあり“エア・ジャガー”って呼んでもいいね」と笑顔でPR。走りは折り紙つきで行き帰りで長時間の運転を強いられるゴルフにもピッタリ。高級感とダイナミックさを兼ね備えたデザインはどんな名門ゴルフ場でも存在感を発揮しそうだ。

　ボディカラーは全17種。ガソリンエンジン5機種、ディーゼルエンジン2機種を用意し価格はガソリンエンジンが598万円〜。ディーゼルエンジンが635万円〜となっている。ディーゼルに関してはVWの不正問題で各国産自動車メーカー、インポーター共に影響を及ぼしている状況だ。まず「XF」は予定通りの発表となったがこの先の各社の動きに注目が集まる。