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発売前に『G30 ドライバー』をコースで打ってみた!<2>【TANABEE試打番外編】

発売前に『G30 ドライバー』をコースで打ってみた!<2>【TANABEE試打番外編】

配信日時:2014年8月5日 11時56分

実際にコースで打つと…
実際にコースで打つと… (撮影:ALBA)
 まずは素振り。アドレスしてみると、クラブ全体の重量感を感じますが、いざ振ってみるとシャフトの手元側に重量を感じてスムーズに振り切ることができます。PING特有の“重ヘッド”とカウンターバランスを計算したシャフトによるものだと思いますが、“重いのに振りやすい”という今まであまり感じたことのない振り心地でした。

 ボールを打ってみると、ハンマーのようにヘッド全体でボールを押しつぶすような感触が印象的でした。新素材のフェースの効果だと思いますが、かなりの反発性能を感じます。それでいて、PINGが追求してきた高慣性モーメントの深重心ヘッドによる安定感は健在。強い反発力と安定性が良いバランスで両立されているように感じました。

 そして、打ち出されたボールは中弾道でぐんぐん前に伸びていきます。今回は計測器がないので、詳細な数値は出せていませんが、自分の感覚では2000rpm前後のスピン量ではないかと思います。私は普段、ドライバーではスピン多めで吹け上がることが多いのですが、今回のような前に前に伸びる強弾道は正直、あまり見たことがありません。ヘッドの性質としてかなりスピンが抑えられるようです。

 ただし、9度のモデルということもありますが、ボールはつかまえにくく、上げづらい印象もありました。

 そこで、ホーゼルの調整機能を使用してロフトを+1度にしてみました。すると、ボールを上げやすくなり、つかまりも解消されました。シンプルな調整機能ですが、わかりやすくていいですね。ニュートラルポジションでは中低弾道でスライス系の球筋でしたが、ロフト調整をすることで中高弾道のほぼストレートな弾道になりました。

 飛距離については一例を挙げると、423ヤードのほぼフラットなミドルホールで残り距離約110ヤードまで飛びました。これはかなり良いスイングができた場合の例ですが、平均して飛距離が10ヤード〜20ヤード伸びていました。私と同じくボールが吹け上がりがちな人はかなりの飛距離アップが望めると思います。

 今回試打したスペックは平均HSが48〜50m/sの私に合わせたものでしたので、ボールの上げやすさ、低スピン性といったものはハードになっていました。しかし、「G30」シリーズではロフト10.5度のモデルや『G30 SF Tec ドライバー』というつかまりを強化したモデルもありますので、HSやスイングタイプに合わせて選択することができます。また、シャフトも今回の「TOUR65」とは別により軽量な「TFC 390」やUSTマミヤの「ATTAS 6☆(ロックスター)」もラインナップされていますので、一度フィッティングを受けて、最適な『G30 ドライバー』を試打してみるのもおススメです。

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