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トミー・フリートウッド、テーラーメイド『P-7TW』アイアンを投入。“ミルドグラインド”でお悩み解決!?【記者の目】

トミー・フリートウッド、テーラーメイド『P-7TW』アイアンを投入。“ミルドグラインド”でお悩み解決!?【記者の目】

配信日時:2019年1月18日 15時51分

フリートウッドの新エース!?テーラーメイド『P-7TW』はミルドグラインド製法…
フリートウッドの新エース!?テーラーメイド『P-7TW』はミルドグラインド製法… (撮影:GettyImages)
アブダビHSBC選手権 2日目◇17日◇アブダビGC(アラブ首長国連邦)◇7583ヤード・パー72>

欧州ツアーの2019年初戦「アブダビHSBC選手権」。ディフェンディングチャンピオンでクラブ契約フリーのトミー・フリートウッドテーラーメイドの新アイアンと『M6』ドライバーを投入。2日目を終えトータル3アンダーと、予選を通過した。

既報のとおり、フリートウッドはナイキ時代から愛用する『VR Pro』ブレードを手放せない状態が続いてきた。もうスペアすら手に入らない過去モデルで破損せぬよう大切に愛用してきたが、新たなるエースを見つける必要性に迫られていた。今大会で投入したテーラーメイド『P-7TW』で課題解消となるだろうか。

その画像を見ると、シンプルなマッスルバックだが、ソールに無数のミルド痕が確認でき、バックフェースに『ミルドグラインド』との刻印がある。テーラーメイドはウェッジでも『ミルドグラインド』の展開があるが、フリートウッドのアイアンも1つひとつ削り出しで製造された模様。

他のテーラーメイド勢には見られない、アイアンにも採用された『ミルドグラインド』は何を意味するのか。従来のように職人の研磨に頼る方法では、エースとスペアに微細な差が生じて使えないものが出る可能性があったが、同製法ならまったく同形状のものを作れるメリットがある。繊細なフィーリングを持つ選手には、一度完璧なものを3Dスキャンしてしまえば、今後はスペアに悩む必要もなく安心ということか。(日本でも市原弘大が使用するジューシーウェッジが同コンセプトでミルドウェッジを製作

気になるポイントは『P-7TW』の“TW”のイニシャルだろう。タイガー・ウッズを想起させるモデル名だが、はたしてタイガー本人が使用する可能性はあるのだろうか。タイガーは16日にTwitterで2週間後の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」に出場すると明かしており、これまで使用した『TW PHASE-1』アイアンから移行するのかどうか、注目必至だ。

Text/Mikiro Nagaoka

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