主催者・日本ゴルフ用品協会の発表によると、今年は出展は前年の189社から9社減り180社、コマ数は585から539に減少。長らく続く経済不況の影響によるものだが、それとは逆に来場者数は増加傾向にあり、特にビジネス関連ではない一般の来場者数が伸びているとのこと。ゴルフ用品の売り上げはボールやウェアなどを除いて減少傾向にあるが、ゴルフ場や練習場の利用者が伸びていることを考えると世間のゴルフ熱は決して下がってはいないようだ。
今年のゴルフフェアでは「ジュニア」関連と「試打」の2つを強化。ゴルフのオリンピック競技正式決定を受け、主催者のコーナーでは今後のゴルフ界を担うジュニアゴルファー向けの情報デスクを設置。さらに出展企業もジュニア向けのクラブの展示を増やすなど、将来オリンピック選手になる可能性を持った子供たちを応援するためにさまざまな企画が用意されている。
そして、昨年まではブースから離れたところに設置されることが多かった試打スペースをブース内に設置できるようになり、打席を持つ出展社が38社から46社に増加。フェアにくれば大手メーカーから中小のメーカーまで雑誌等で話題の最新クラブを試打することができる。
そして、女性向けのアパレルやグッズも増えているので、例えば家族で来場してお父さんは試打、お母さんはファッション、子供さんはジュニア向け企画と家族で来場しても楽しめる。この土日は、ご家族でゴルフフェアに脚を運ばれてみてはいかがだろうか。