ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

マット・クーチャー 4年半ぶりの優勝の裏に<br>使用ボールの変更あり

text by Kazuhiro Koyama

配信日時:2018年11月14日 20時39分

18番グリーンで愛する妻子と喜びを分かち合うクーチャー(写真:GettyImages)
18番グリーンで愛する妻子と喜びを分かち合うクーチャー(写真:GettyImages)

不振から一転、メキシコで4年半ぶりの優勝


メキシコで行われたPGAツアー「マヤコバ・ゴルフクラシック」で、マット・クーチャーが優勝した。

意外にもクーチャーの勝利は4年半ぶりのこと。奇しくも欧州ツアー、ネッドバンクチャレンジで優勝したリー・ウエストウッドもまた4年半ぶりの勝利、しかも、どちらも2014年4月20日ぶりの復活優勝という、奇跡のような偶然だ。ゴルフの神様は、時折こうした不思議な演出をする。

優勝後に、「HolaからAlohaに行ける。とても楽しみだ」と粋な言い回しで語ったクーチャー。これはメキシコで優勝したことで、ハワイで開催される「セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ」に出場できるという意味だ。1月に開催される同大会は、過去1年のツアー優勝者のみが出場できる試合。ひさびさの勝利の喜びはひとしおだろう。
2016年のリオ五輪、クーチャーは銅メダルを獲得した(写真:GettyImages)

2016年のリオ五輪、クーチャーは銅メダルを獲得した(写真:GettyImages)

2010年に賞金王とバードントロフィーを取って以来、常に世界のトップで活躍してきたクーチャー。昨年は、マスターズ4位タイ、全英OP2位、全米プロは9位タイとメジャーで存在感を放ち、一昨年のリオ五輪では銅メダルを獲得した。

【PGA TOUR 動画】クーチャー、あと5センチでホールインワン!


ところが2018年シーズンは、「フェニックスオープン」最終日に、スタジアムホールと呼ばれる16番の名物パー3で、ホールインワンまでわずか5センチというスーパーショットを見せるなど見せ場はあったものの、これまでのクーチャーの戦歴から考えると不振であったと言わざるを得ない。フェデックスカップランキングではトップ70に入ることが出来ず、10年間連続出場していたライダーカップのメンバーにも選ばれなかった。

今週のマヤコバは、もともと出場する予定がなかったというが、急遽現地のキャディを雇ってプレーし、見事な優勝を果たした。ゴルフは本当に何が起こるかわからない。2019年シーズンのクーチャーには大いに注目が必要だろう。

驚くことに、今回のクーチャーの優勝で、ブリヂストンのボールは先だってのプレーオフを含む直近、PGAツアー12戦6勝という驚異的な戦歴となっている。デシャンボーとクーチャーの2連勝も、世界トップレベルの確かな性能を成績が実証したといえそうだ。

読まれています

関連サイト