<全英オープン 事前情報◇13日◇ロイヤル・バークデールGC(イングランド)◇7223ヤード・パー70>
6月に開催された「全米オープン」で大会2勝目を完全優勝で飾ったウィンダム・クラーク(米国)が全英の地にやってきた。全米2勝に続くメジャー制覇を狙うこの地は、クラークにとって心地良い場所になるのか。
全米では応援や声援とともに、心ないヤジやブーイングがクラークに向けられた。昨年の同大会で予選落ちの腹立ちからロッカーを破壊したことをはじめ、その後の問題行動が波紋を呼んでいたためとみられている。
地元米国で完全“アウェー”状態だったが、全英の地・イングランドでは歓迎ムードを期待する。「全英のファンは最高だ。どのゴルファーに聞いてもそう言うと思う。彼らはゴルフに対しても選手に対しても敬意をもってくれている。ゴルフをよく理解しているんだ」。ゴルフへの理解が深いファンが集まるのが全英の地だ。
大ブーイングを受けても全米で勝ち切った精神力とともに、リンクスコースへの慣れも自信になっている。先週は「ジェネシス・スコットランド・オープン」にも参戦し、最終日に伸び悩んだものの、初日から3日間60台を並べ13位でフィニッシュ。昨年の本大会でも初日を除いては圧巻のプレーを見せた。
「いいスタートが切れればチャンスはあると思う」。昨年大会では初日に5オーバーをたたき出遅れたが、残り3日間を16アンダーでプレーし4位タイに食い込んだ。そんな経験と英国ファンの後押しを力に変えて、大会初制覇を目指す。
