ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

「戦えないことはない」久常涼は悔しさ滲ませながらも今季初のメジャーで得た前向きな“収穫”

海外メジャー第2戦「全米プロ」は最終ラウンドが終了。日本勢で唯一、決勝ラウンドに進んだ久常涼が得た収穫とは?

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年5月19日 09時25分

<全米プロゴルフ選手権 最終日◇18日◇クエイル・ホローC(ノースカロライナ州)◇7626ヤード・パー71>

海外メジャー今季第2戦は、現在世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国)が圧倒的な強さで制した。その中で日本勢唯一、決勝ラウンドに進んだ22歳・久常涼は、最終ラウンドで1バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「74」。スコアを伸ばすことができず、トータル1オーバーの37位で終えた。

【写真】女子ゴルフの注目ルーキーがゴージャスドレスで雰囲気激変!

試合を終えた久常は「去年と今年はずっと予選ラウンドが雨でグリーンが軟らかい状態だったのが、この最終日にすごく硬くなって。そこでちょっと気持ちが途中で切れてしまって、打ってしまったのがすごく残念」と、悔しさをにじませた。

初日は3アンダーの「68」で9位タイと好発進。2日目はイーブンの「71」、3日目は「72」と徐々に順位を落としたが23位タイで最終日を迎えた。「今週もすごくいいプレーをしていただけに、あの1ホールで全部台無しにした」と悔やんだのは前半の7番パー5。3日間パー以上をキープしてきたホールで、3打目(85ヤード)を池に入れダブルボギーを喫した。「そこからの3ホールが残念だった」と続く8番はパー、9番ではボギーと流れを断ち切れず、前半で3オーバーと苦しい展開となった。

後半は巻き返しを狙ったが、「グリーンは硬いし、全くチャンスにつけられなかった。耐えるのが精一杯だった」とすべてパーを並べてアンダーパーで回ることができなかった。それでも「パーパットはよく入ってくれたので、次につながると思いたい」と前を向いた。

世界最高峰の舞台で4日間戦い、課題は明確だ。「対応力だったり、この舞台に場慣れすることが一番大きいなと感じた。所詮、僕はまだこの程度の選手なので。すみません。でも、これから頑張ります」と改めて世界との差を感じ、自分の立ち位置を思い知らされる大会となった。

厳しいコンディションのなかで戦い抜き、前向きな収穫も。「“戦えないことはない”という手応えは少し感じられた。全米オープンに出られるようにまずは頑張りたい。こんな下の順位で終わり、おかげで体は元気なので、来週も頑張って、連戦を組みたい」と、悔しさの中にも確かな成長を実感。今季初のメジャーとなった“大舞台”で得た経験を胸に、さらなる成長を目指す。

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

PGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト