<ヒーローワールドチャレンジ 最終日◇7日◇アルバニーGC(バハマ)◇7449ヤード・パー72>
タイガー・ウッズ(米国)主宰のツアー外競技は、トータル22アンダーで並んだ松山英樹とアレックス・ノレン(スウェーデン)のプレーオフに突入。18番で行われた1ホール目で松山がバーディを奪い、優勝を飾った。
3打差3位から出た松山は前半で5バーディの猛追。10番で残り116ヤードからショット・イン・イーグルを奪うなどボギーフリーの「66」をマークして首位に立った。プレーオフ1ホール目で、フェアウェイからの2打目を1メートルにつけるショットをみせ、バーディを奪った。
2018年以来、7年ぶり6度目の出場。2016年大会以来の2勝目となった。
ホールアウト直後には「今週そんなにいい状態じゃない中でプレーしたけれど、きのうと一昨日といい流れでプレーできた。スタート前にタイガーから『10アンダーを出してこい』という感じで(言われて)、それを目指した。優勝できてうれしい。(プレーオフ2打目は)距離的にもピッタリの距離だったし、正規の18番では右にミスをしていたので、ピンを狙っていこうという強い気持ちで打ちました」と喜びを語った。
今季開幕戦「ザ・セントリー」でツアー最少記録を更新するトータル35アンダーで優勝。ツアー外競技ではありながら、シーズン“最終戦”も勝利で締めくくることになった。
トータル21アンダー・3位にセップ・ストレイカ(オーストリア)。トータル20アンダー・4位タイに史上初の大会3連覇がかかっていたスコッティ・シェフラー、J.J.スポーン(ともに米国)が並んだ。
今大会の賞金総額は500万ドル(約7億7800万円)。松山は優勝賞金100万ドル(約1億5560万円)が贈られる。
