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前週“30アンダーV”の戦友と同組 中島啓太は米ツアーの2年シード獲得狙う「日本人のほうが少し有利」

昨年の「ZOZOチャンピオンシップ」がプロ転向後初の米ツアー戦となった中島啓太が今年も出場する。ナショナルチーム時代に戦った懐かしい戦友と同組で初日を迎える。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2023年10月19日 07時39分

<ZOZOチャンピオンシップ 事前情報◇18日◇習志野カントリークラブ(千葉県)◇7079ヤード・パー70>

昨年プロ転向を果たした中島啓太にとって、アマチュア時代に出場した2021年大会が米ツアーデビュー戦。今年は3年連続3回目の出場で、プロ転向後に出た昨年大会では、2日目に「63」をマークするなど日本勢最高の12位タイに入った。昨年はスポンサー推薦での出場だったが、今年は国内ツアー賞金ランキング2位と上位8位までの資格で出場を果たし、昨年とは違う気持ちで今大会へ挑む。

中島啓太のドライバースイング【連続写真】

「昨年はプロ転向してすぐのPGAツアーだったんですけど、12位タイで終えられて、うれしい気持ちと、最後はやっぱり悔しい思いをしてしまったので、その悔しい思いを今年はしっかり晴らせるように去年よりいい位置で終われるように頑張りたいと思います」

今年の国内ツアーではこれまで18試合に出場して、優勝2回を含むトップ10は13回を数える。それが自信にもつながっている。

「去年は難しいコースで少し不安を持ちながら試合をスタートして2日目にたまたまいいスコアが出て、いい位置で週末を迎えられた。今年は日本ですごくいいプレーをして、いい状態で今週入れているので、難しいコースをプレーするのは楽しみですし、去年よりは自信を持って試合に臨めるのかなと思います」

そんな中島には、昨年のZOZOで悔しい思い出がある。「去年の最終日の最終ホールで、2オンを狙う時に5番ウッドで打つか4番アイアンで打つかを迷って、少しセーフティに5番ウッドを持ってしまって、難しいバンカーに入れてバーディを獲れずにトップ10に入れなかった」。

だからこそ今年は、「もし同じ状況に立ったらセーフティにいく気持ちよりも、攻めの気持ちでプレーしたいなと思います」と考えている。そして「昨年よりはいい成績を出したいですし、やっぱりチャンスをいただいているので、優勝を目指して頑張りたいと思います」と意気込んだ。

日本で唯一開催される米ツアーで、初日はテーラー・モンゴメリ(米国)とミンウ―・リー(オーストラリア)との組み合わせで、午前9時40分にインコース10番からスタートする。

リーとは「ナショナルチームの頃に彼がオーストラリアのチームの時に一緒にプレーしました。久しぶりに会えたのでうれしかった」と、互いを知る仲。そして、「先週、彼が30アンダーで優勝していて、今週一緒にプレーできるのがすごく楽しみです」と話す。

海外メジャー2勝のミンジー・リー(オーストラリア)を姉に持つ25歳は、先週行われたアジアンツアー「SJMマカオオープン」で、大会新記録のトータル30アンダーを叩き出してアジアンツアー初優勝を達成。欧州ツアーでもすでに2勝を挙げている。

今大会に優勝すれば、米ツアーの2年シードを獲得できる。予選会や下部ツアーを戦わなくても済むのだ。「もしPGAツアーのカードをゲットできるなら、すぐに挑戦したいなと思います」と中島のモチベーションは高い。「海外の選手は日本の芝のラフのフライヤーの計算とかがあまり慣れていないと思うので、そこが日本人のほうが少し有利」とチャンスはあると見る。昨年よりも格段にたくましくなった23歳が、米ツアーの猛者たちに挑む。(文・高木彩音)

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