<マスターズ 最終日◇9日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7545ヤード・パー72>
今年の海外メジャー初戦「マスターズ」は最終日のプレーが終了。2位から出たジョン・ラーム(スペイン)が「69」で回り、トータル12アンダーで逆転優勝を果たした。2021年の「全米オープン」に続くメジャー2勝目。今季4勝目で米ツアー通算11勝目、欧州ツアー通算10勝目となった。
順延となっていた第3ラウンドを終えてトータル9アンダーで首位のブルックス・ケプカ(米国)に2打のリード許したが、スコアを崩すケプカを尻目に逆転。セベ・バレステロス、ホセ・マリア・オラサバル、セルヒオ・ガルシアに続くスペイン勢4人目の本大会勝者となった。
首位と6打差の5位タイからファイナルラウンドをスタートした松山英樹は2バーディ・5ボギーの「75」とスコアを落とし、トータル2アンダーの16位タイ。大会2勝目はかなわなかった。
トータル8アンダーの2位にこの日「65」をマークした52歳のフィル・ミケルソンと首位から出たブルックス・ケプカ(ともに米国)。ジョーダン・スピース、ラッセル・ヘンリー、パトリック・リード(いずれも米国)がトータル7アンダー・4位タイに入った。
連覇を狙ったスコッティ・シェフラー(米国)はトータル4アンダーの10位タイ。第3ラウンドを終えて7位タイにつけていたアマチュアのサム・ベネット(米国)はトータル2アンダー・16位タイに終わりローアマ賞を獲得した。
【スペイン勢の優勝】
1980年 セベ・バレステロス
1983年 セベ・バレステロス
1994年 ホセ・マリア・オラサバル
1999年 ホセ・マリア・オラサバル
2017年 セルヒオ・ガルシア