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松山英樹VSジャスティン・トーマス! ハワイで繰り広げられた名勝負をプレーバック【2017年大会】

いよいよ日本時間3日(金)に米国男子(PGA)ツアーの2025年シーズンが開幕。2017年大会を振り返ろう!

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年1月2日 12時30分

<ザ・セントリー 事前情報◇2日◇プランテーションコースatカパルア(米ハワイ州)◇7596ヤード・パー73>

いよいよ日本時間3日(金)に米国男子(PGA)ツアーの2025年シーズンが開幕。今年も米ハワイ州・カパルア・リゾートで行われる「ザ・セントリー」からスタートする。昨年2月の「ジェネシス招待」、8月の「フェデックス・セントジュード選手権」で2勝を挙げた松山英樹も始動。その前に、ジャスティン・トーマス(米国)と優勝争いを繰り広げた2017年大会を振り返ってみよう。

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2016年秋、松山は快進撃を見せた。「日本オープン」「WGC-HSBCチャンピオンズ」「三井住友VISA太平洋マスターズ」「ヒーローワールドチャレンジ」で4勝を挙げ、新シーズンを迎えていた。

この大会への出場は2度目。初日に「69」をマークして7位タイの好スタートを切ると、2日目は「68」、3日目は「66」で回り、首位のトーマスとは2打差の2位タイで最終日を迎えた。

スタートホールの1番で1.5メートルのパーパットを外して、3パットのボギー発進。「何でもないパーパットを外してしまった。悪いストロークではなかったのに」と4日間で初の3パットを喫した。その後も、前半9ホールはイーブンとスコアを伸ばすことができなかった。一方、トーマスは前半3バーディ・ノーボギーをマーク。二人の間には5打差がついた。

それでも、そこから松山は底力を見せる。「5打差だろうが気にしていなかった。普通にやっていればチャンスがあるかなと」。バックナインでは11番パー3でバーディを先行させると、短いパー4の14番でセカンドのアプローチをカップに放り込みイーグルを奪取。15番でトーマスがダブルボギーを叩き、1打差まで詰め寄った。

しかし、16番でも2.5メートルのバーディパットを沈められず天を仰ぐと、17番で3パットのボギーを叩いてしまい万事休す。同ホールで1メートルにつけて、バーディを奪ったトーマスが3打差をつけ最終ホールへ。松山は2オンに成功し、バーディを奪うがトータル19アンダーで2位に。トータル22アンダーでトーマスがツアー通算3勝目を挙げた。

あと一歩で勝利を逃した松山は、「追いつけるところで追いつけなかった。(トーマスに)余裕を持たせてしまったのが、17番のいいショットを打たれることにつながった。あとパットがね、きのうまでミスがなかったが、きょうは結果として入らなかった。ある程度予想できた結果かなと思う」と唇をかんだ。

その後、松山とトーマスは8月のメジャー「全米プロ」でも優勝争いを繰り広げるなど、“ライバル”としてその年のツアーを大いに盛り上げた。

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