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ブルックス・ケプカが悪夢の最終ホール“8” LIV勢はミケルソンら5人予選落ち

“メジャーハンター”の異名をとるブルックス・ケプカだが、最終ホールの大叩きで予選落ちを喫した。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年4月12日 10時08分

<マスターズ 2日目◇11日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7555ヤード・パー72>

最後に悪夢が待っていた。ブルックス・ケプカ(米国)が最終18番パー4で『8』を叩き、カットラインに3打及ばず予選落ちを喫した。

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51位から出たケプカは、15番パー5で残り230ヤードから2オンに成功。1メートルのイーグルパットを沈めて、トータルイーブンパーにつけていた。17番ではボギーを喫したものの、最終ホールでパーを取れば予選通過が確実となる状況だった。

この日、平均スコア『4.579』で最難関だった18番パー4。ドライバーショットを左の林に打ち込んだのが、惨事の始まりだった。アンプレヤブルを選択してティイングエリアから打ち直し、左ラフからグリーンを狙った4打目はグリーン左のパトロン(ギャラリー)エリアへ。アプローチは5メートルと寄せきれず、カップには2度蹴られ、5オン3パットの『8』。まさかの結末でカットラインをまたいだ。

ケプカは米9勝のうちメジャー5勝を挙げていることから、“メジャーハンター”の異名をとる。2022年にLIVゴルフに移籍し、23年「全米プロ」で大会3勝目。「マスターズ」にはこれまで9度出場し、19年、23年には2位に入っている。今年も優勝候補のひとりに挙げられていたが、週末への切符を逃した。

LIVメンバーはケプカを含めて12人が出場。その中で、マスターズ3勝のフィル・ミケルソン、20年大会覇者のダスティン・ジョンソン(ともに米国)ら5人が予選落ちとなった。

一方で、初日から上位を走るブライソン・デシャンボー(米国)が1打差の2位、タイレル・ハットン(イングランド)が3打差の5位タイと、LIVのメンツをかけて奮闘。22年覇者のジョン・ラーム(スペイン)はカットライン上で辛くも通過した。

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