21−22年のレギュラーシーズンも残り2試合、2週後に始まるフェデックスカップ・プレーオフ第1戦に向け、LIV参戦の選手が除外された「新リスト」が作成され、ジェイ・モナハン会長からツアーメンバーにメモとして送られた。

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現在米国男子ツアーのHP上で公開されているフェデックスカップ・ランキングは、自らメンバーシップを返上したダスティン・ジョンソン（米国）、ケビン・ナ（米国）、 セルヒオ・ガルシア（スペイン）らはすでにランキングから名前が消えている。

しかし、プレーオフ初戦に進める125位内には20位のテーラー・グーチ（米国）、同62位マット・ジョーンズ（オーストラリア）、63位ハドソン・スワフォード（米国）、70位マシュー・ウルフ（米国）、80位アブラハム・アンサー（メキシコ）、100位カルロス・オルティス（メキシコ）、121位パット・ペレス（米国）ら8名の名前がリストされたまま。217位フィル・ミケルソン、184位のブライソン・デシャンボー（ともに米国）の名前もある。だが、実際にはこれらの選手はツアーから出場停止処分を受けておりプレーオフ参戦は不可となる。

また、今週開28日に米ニュージャージー州で開幕する第4戦には新たにランク40位のジェイソン・コクラク（米国）、99位のチャールズ・ハウエルIII（米国）、127位のポール・ケーシー（イングランド）が参戦予定。彼らは出場するとともに「新リスト」から除外される。

「新リスト」では現在ランク125位のウェブ・シンプソン（米国）は117位、127位のジェイソン・ディ（オーストラリア）は119位、132位のリッキー・ファウラー（米国）は124位へとアップ、今週のLIVゴルフ・インビテーショナル後にはさらに上昇することになる。フェデックスカップ・ポイント125位はプレーオフ第1戦に進むとともに、22−23年シーズンの出場権も獲得する。（文・武川玲子）