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星野陸也は「心が折れそうなスタート」でメジャー次戦の切符逃す 4時間ドライブで“リベンジ”へ

星野陸也は「心が折れそうなスタート」でメジャー次戦の切符逃す 4時間ドライブで“リベンジ”へ

配信日時:2022年5月23日 10時07分

全米プロゴルフ選手権 最終日◇22日◇サザン・ヒルズCC(米オクラホマ州)◇7556ヤード・パー70>

2日目に「70」、そして3日目にこの日12人しかいないアンダーパーの「69」をマークした星野陸也。だが、最終日はスタートホールから崩れてしまった。

怪物たちの“飛ばし”まとめました【PGAツアー動画】

「心が折れそうなスタートでした」。1番ホールのティショットを「練習場で全く吹いていなかった。急に吹いた」という右からの風に乗って左に大きく曲げ、ラフからの2打目も同じようにそのまま左ラフへ。そこからのアプローチでグリーンに乗らず、寄らずでダブルボギー発進。続く2番でもパーオンを逃してボギー。出だし2ホールで3オーバーと、大きくつまづいた。

4番パー4では奥3メートルを沈めてひとつ戻すも、悪い流れは断ち切れていなかった。7番は2打目をクリークに入れてボギー。続く8番パー3では3オン、3パットでトリプルボギー。「こういう難しいところでプレーするには…。いかにダボ以上打たないようにするのが大事とあらためて感じた」。後半はなんとか気持ちを切り替えてパープレーで乗り越えたが、6オーバーと大きくスコアを落とした前半をカバーすることはできなかった。

2バーディ・3ボギー・1ダブルボギー・1トリプルボギーの「76」で、トータル9オーバーの60位タイでのフィニッシュ。それでも昨年は予選落ちを喫していたこの「全米プロゴルフ選手権」の舞台。2日目の最終ホールでバーディを奪って滑り込みで予選を突破し、4日間を戦い抜くことができた。「自分がやってきたこと、チャレンジしてきたことは、難しい舞台でないとどう生きてくるかは分からない」。昨年よりも多くの手ごたえと課題を感じることができた4日間だった。

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