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松山英樹の球が打ちたかった!? ブルックス・ケプカが5年ぶりにクラブ契約をした理由

松山英樹の球が打ちたかった!? ブルックス・ケプカが5年ぶりにクラブ契約をした理由

配信日時:2022年2月9日 20時30分

ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン 事前情報◇8日◇TPCスコッツデール スタジアムC(米アリゾナ州)◇7261ヤード・パー71>

ブルックス・ケプカ(米国)と松山英樹にはいくつか共通点がある。今週開幕する「ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン」でともに2回優勝していること、国内男子ツアーの「ダンロップフェニックス」の歴代優勝者であること、4大メジャーのチャンピオンであること、そしてダンロップと用品契約を結んでいることだ。

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ケプカは16年にナイキのクラブ撤退で契約フリーとなって以来、どのメーカーとも契約を結ばずに、メジャー4勝を積み重ねてきた。ところが昨年11月、ケプカはダンロップと用品契約を結び話題となる。その経緯について、ダンロップの広報に聞いた。

実はケプカは契約前の昨年2月から、「ダンロップフェニックスで日本に来たりとか、松山選手のプレーを見て気になっていたようで、現場で試してみようとなりました」と、スリクソンのアイアン『ZX7』を使い始めている。昨年のフェニックス・オープンも『ZX7』で制した。その前は別の日本メーカーのアイアンを使用していたケプカ。日本のアイアンが好きなのだろうか。「単純に『ZX7』の形状や打感、ソールの抜けの良さを気に入ってくれて、それがたまたま日本のブランドだったという感じです」とダンロップ広報は答える。

最近は松山の活躍もあって、米国でもスリクソンの知名度と人気はじわじわと高まってきている。契約プロはマスターズチャンピオンの松山のほか、全米チャンピオンのグレアム・マクドウェル(北アイルランド)、全米プロチャンピオンのキーガン・ブラッドリー(米国)、全英チャンピオンのシェーン・ローリー(アイルランド)とメジャー覇者ばかり。それが米国でのシェアを高めている1つの要因でもある。

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