「寒くてタフな一日でしたけど、2つスコアも伸ばせてよかったなと思います」
雨の中でも… 松山英樹にギャラリーが熱視線【写真】
正午の気温は11度。3.5m/秒の北風もあいまって、大会2日目は厳しいコンディションのなかで行われた。トータル8アンダーでリーダーボードのいちばん上に立ったのは、2つ伸ばした松山英樹だった。
同組のザンダー・シャウフェレ(米国)とC.T.パン(台湾)が、スタートの10番で左ドッグレッグのコーナーに池が待ち構えるティショットを池に入れるなか、松山はギリギリ池を越え、パー発進とした。シャウフェレは前半を「40」、パンは「41」。「35」にまとめた松山のアジャスト力が光った。
寒さと雨で飛距離が落ちるのか、はたまた落ちないのか。「どれくらい飛ばないのかというのを早めに知ることが大事。10番のセカンドを打った時にしっかり距離も出たので、思ったより飛ぶのかな、とか思いました。試行錯誤しながら消化していきました」と悪天候にもしっかりとアジャストした。そうして迎えた13番パー3では、ピンまで140ヤードのティショットを右上2メートルにつけて初バーディ。その後も難コンディションに苦戦しながら耐える展開が続いた。