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松山英樹が初日の『77』から『65』と立て直し ショット回復の兆し「曲がり幅が減ってよかった」

松山英樹が初日の『77』から『65』と立て直し ショット回復の兆し「曲がり幅が減ってよかった」

配信日時:2021年9月4日 07時25分

ツアー選手権 2日目◇3日◇イースト・レイクGC(米ジョージア州)◇7346ヤード・パー70>

初日「77」で出場30選手中最下位でのスタートとなった松山英樹が、第2ラウンドに立て直した。7バーディ・2ボギーの「65」と5つ伸ばし、トータル1オーバー・26位タイで週末に入る。

松山英樹のドライバースイングを連続写真でみる

前日とは別人のようなゴルフ。序盤からパットが決まり、小技も冴えて大きく伸ばした。前半は5番からの3連続バーディなどで「31」。後半はバンカーから寄せられなかった11番と、ティショットを左ラフに入れた14番でボギーを叩いたが、最終18番のパー5は、ティショットを左に曲げながらもきっちりとレイアップすると、第3打を60センチにつけバーディ締めとした。

「(ティショットが)フェアウェイに行ってないので安定しているとは思わないけど、昨日より曲がり幅が減ったのはよかった」と、この日もパー3を除く14ホール中3ホールのみだったフェアウェイキープには課題を口にしたが、それでも兆しはみえた。24パットと改善されたグリーン上については「(キャディの)早藤の言う通りに打ったら入った」と謙遜したが、そこに至るまでの寄せでもナイスプレーを連発し、しっかりとスコアメイクの肝にした。

「整理できてもできていなくても、試合は試合」と、ショット面での特効薬があるわけではない。それでも初日のラウンド後、そしてこの日もプレー後に目澤秀憲コーチとともに練習場へ直行し感覚を取り戻すための調整に励んでいる。記録上フェアウェイを捉えたのは3回だが、わずかにセミラフに入っただけというホールも多く、前日より曲がり幅は狭まった。

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