フロリダ州生まれのホーシェルは、個人でチャリティー活動を続けており、現状に心を痛めている。「大会が行われる地域では多くのチャリティー活動や基金が、大会が与える経済効果に頼る部分がある。大会がなくなれば、事態が悪化する」。大会中止、延期による余波はこんなところにも出てくると話す。
「みんな置かれた状況は違うため強制をすることはできないが、今週の賞金を中止された大会によってもたらされたはずの寄付活動や、自分が住む地域に寄付することを考えてみてもいいのではと思う。ボクはそうするし、みんなで何かをしたほうがいいのではないか」(ホーシェル)
プレーヤーズ選手権は、スタートした144人に賞金総額の半分が均等割で配分される。金額にして一人あたり約560万円。非常事態で何ができるのか。世界最高峰のツアーだからこそ、ツアー、選手個人で何ができるか模索していく。

