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荒天が予想される最終日 “27年ぶり” のイングランド勢、“独占”がかかる米国勢の逆転はあるか? 

荒天が予想される最終日 “27年ぶり” のイングランド勢、“独占”がかかる米国勢の逆転はあるか? 

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2019年7月21日 07時48分

全英オープン 3日目◇20日◇ロイヤルポートラッシュGC(北アイルランド)◇7344ヤード・パー71>

母国の威信をかけた選手たちが、最終日の主役になるか? 3日目を終えた「全英オープン」は、トップタイからスタートしたシェーン・ローリー(アイルランド)がトータル16アンダーまで伸ばし、後続に4打差をつける単独首位に立った。そのローリーに続く上位には、イングランド勢と米国勢が目立つ。

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この日「66」をマークし、トータル12アンダーの単独2位に浮上したトミー・フリートウッドをはじめ、4位タイのジャスティン・ローズ、6位タイのリー・ウェストウッドらイングランド勢は、27年ぶりに全英タイトルを故郷に持ち帰る戦いに挑む。前回イングランドにクラレットジャグが渡ったのは1992年。ニック・ファルドによって成し遂げられたが、その後全英タイトルを手にした者はなく、長い年月が経過した。

4打差を追うフリートウッドは「現実的に(逆転は)難しいと思う人はたくさんいるかもしれない。ただ僕はきょう最高のラウンドをして、ボギーフリーだった。シェーンもすごいプレーだったけど、僕はどのようにプレーすればいいのかを知っている」と自信を示す。

一方、トータル10アンダーで3位につけるJ.B.ホームズ、4位のブルックス・ケプカ、6位のリッキー・ファウラーら上位争いをする米国勢にとっても、ここでの勝利は母国の栄光につながる。今季はタイガー・ウッズが制した「マスターズ」を皮切りに、「全米プロ」をケプカ、「全米オープン」をゲーリー・ウッドランドが制した。ここで全英タイトルを手にすれば、37年ぶりに4大メジャーの“米国グランドスラム”達成となる。

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