今年は、8月に行われていた「全米プロゴルフ選手権」が5月に移動。第5のメジャーと呼ばれていた「ザ・プレーヤーズ選手権」が5月からはじき出されて3月に移動したことによって、メキシコから4月2週目の「マスターズ」までにビッグトーナメントが相次いで訪れる。例年、マスターズに照準を合わせてきた選手達のなかには、そんな理由から、見通しの立たない3月は、一部の大会をスキップするという発表も出ている。
先週の「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」で優勝したフィル・ミケルソン(米国)もプレーヤーズ欠場を示唆。マスターズ3週前の「WGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレー選手権」は多くのトッププレーヤーが欠場する予定だ。
ツアー日程のコンパクト化によってウッズ自身もスケジューリングに苦慮しているが、今回の決断でもっとも喜ぶのは、メキシコのファンかもしれない。